高校生のときに「ラブレス」を聴いてヤラれてから(人の道を踏み外してから)ずっとファンであるマイ・ブラッディ・ヴァレンタイン(以下マイブラ)のライブを観てきました。初めに言ってしまうと、私が経験した中でも最高のライブであり、この日を境にマイブラが特別なバンドになりました。
しばらく聴いてなかったんですが、ジム・オルークプロデュースということで期待して購入。オルークプロデュースらしく、ストリングスやエレピ等多彩な楽器を使っているのに作り込まない、声の震えまではっきり聴き取れるバラけた音像が生々しい。ディランというよりニック・ドレイク作品のような、弾き語りから弦楽四重奏へ、さらに最初の曲調に戻るという不思議な「ジョギングしたり、タバコやめたり」、ポエトリー・リーディングの「街の灯り」など、バラエティは増えたが表現の純度はさらに高まったように思います。「君の髪を撫でていると僕は君のお父さんか君の子供にでもなったみたい(『興味があるの』)」というところに酢を思いっきり嗅いでしまったときみたいなむせ返るように濃密な詩情が立ちこめます。素晴らしきストリート・ロッカー。
新年二回目の投稿ですが、きちんとご挨拶しておりませんでしたので、皆様明けましておめでとうございます。本年もHLSを宜しくお願い申し上げます。
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2012-2013の年末年始ははっきりいってここ10年で最悪といってもいいぐらいの酷さでした。これぐらい酷い年末は、父親と二人で大晦日に蟹を食べて二人でお腹を壊して以来です(笑)
まず28日の夜ぐらいから咳が出はじめて、29日の最終出勤日「さあ最後だから頑張って仕事に行こう!」と思ってベッドから立ち上がろうと思ったら、ふらふらで全然立てなかった。熱を測ってみたら39℃ぐらいあった。しょうがないから室長に電話し仕事を休んでしまいました。この会社に入って5年目ですが病欠したのは初めてだったのでショックだったし、周囲に大変迷惑をかけてしまいました。
29日はまったく布団から出られず、ほとんど何も食べられなかった。30日にかろうじてやっている病院に行くと、インフルエンザではなくただの風邪と診断されて一安心。それにしても一時間以上待たされて診察が30秒ぐらい(いや、ほんとに)というのはほんとにキツかった。
31日と1月1日もゼリーを食べる以外はほとんど一日中眠っていた。こんなに酒を飲まない期間も珍しい。このへんから珍しく精神的にだいぶヤラれてくる(そりゃそうだ)。ほんとは30日31日とたっぷり時間を取って大掃除をしようと思っていたのですが、その計画も全て水泡に帰してしまいました。1月1日の夜になるとやっと熱も下がってきたので、実家(隣の家)に行って両親に年末年始の挨拶。
1月2日に初出勤。仕事をしているとだいぶ気が紛れてきた(社畜なのか…)。1月3日は初詣にでも行こうと思っていたのですが、汚れた部屋をそのままにして初詣に行く気にもならず、溜まった家事を黙々とこなす。そして1月4日から通常業務が始まりました。…ということでほとんど年末年始何も出来ませんでした。今年はどうかこんなことになりませんように…。
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前回の投稿で2012年の振り返りをしたので2013年のやりたいことなど…。まあこういうのほとんど自分用なんですけどね…。
[旅行]
両親に「一人で黙々と海外旅行をしているようだが…」と渋い顔をされまして、申し訳なく思うのですが、自分の人生なのでまあしょうがありません。ほとんど病気に近いと思います。以前書いたこともあると思いますが、20代前半に引きこもっていた反動がモロに来ていると実感します。今年行ってみたいのは
・スペイン/ポルトガル
・スコットランド
・オーストラリアのどこか
・アメリカ西海岸のどこか
・ベトナム
・カンボジア
とか。中国も行きたいところが沢山あるのですが、さすがに時期が悪いか。インドネシアとかも興味津々。香港とかバンコクとかも再訪したいのですが、いつになることやら…。国内で行ってみたいのは奈良と大阪。鎌倉も久々に行きたいものです。でもまずは初詣からだな。
[音楽]
ライブを観たい国内のバンドは吾妻光良&スウィンギン・バッパーズとN'夙川ボーイズ。あとスピッツも観てみたい。洋楽だとソニックマニアのストーンローゼズも観たいものですが旅行中かな。CDがもう扱えない量になってきたので今年はレコードで買いたいです。
[カブ]
今年は面影橋号を色々手をかけたい。ヘッドライトの交換したり、ステンのマフラーにしたり…。と3年ぐらい言ってる気がするけど…。そしてロングツーリングに出たい。他のバイクで気になっているのはVespa PX200。高速道路も乗れるし、いいと思います。
[Mac等]
できればモニターを新調したいところですが、壊れてもいないし前々大丈夫でしょう。中古で買ったのによく頑張ってます。iPhoneは容量が増えたら機種変更したいものです。
[くらし]
たるんだ身体をもう一度引き締め直したいと思います…ということを何度繰り返しているのでしょうか。まあ最近わかってきたのは、なんらかのきっかけがないと人間は(というか私はですね。安易に敷衍してはいけない)行動できないということですね。今欲しいものはCDが沢山入る大きい棚と寝具一式。
[BLOG]
こんな感じでぽつぽつと思い出したように更新していきたいと思います。おそらく旅行から帰ってきたらいきなり更新頻度が増える感じだと思いますが(笑)ご容赦いただければと思います。今まで通り気に入った音楽も見つかり次第どんどんレビューを書いていきたいと思います。
それでは今年も何卒宜しくお願いいたします。
もはや2013年になってしまいましたが、2012年を振り返ってみます。
[音楽関係]
昨年行ったライブ。四つだけか…。
・Spiritualized@Hostess Club Weekender
・山下達郎@中野サンプラザ
・小沢健二@初台オペラシティ
・あらかじめ決められた恋人たちへ@代官山UNIT
どれも感動しましたが、ベストを挙げるなら山下達郎ですね。完成度が素晴らしかった。
昨年買ったCDはここ10年ぐらいで一番少なかったと思います。棚が一杯になってしまったので、もうCDプレイヤーの上に積み重ねていくしかない…という状態のためなるべく買わないようにしていました。それでレンタルもしくは配信で凌ぐ、という。ベスト10などはいたしませんが、ベストの作品は勿論小沢健二「我ら、時」に決まっています。何度聴いたことか。
[旅行]
ロンドン(5月)
京都(10月)
バンコク(11月)
どの旅行も最高に面白かったし、記憶に残っております。近場で地味に面白かったのがANAの機体工場見学と交通博物館と大宮の「りすの家」ですね。
[カブ]
富士山にツーリングに行きました。あれは面白かったな。次の日仕事なのに頑張ってました。ノースマリン号が不動になりかけましたが復活しました。
[BLOG]
2004年からやってますが、ここ1年間の1日のアクセスの平均は60ぐらい…。どう計算してるのか知りませんが自分のアクセスが1/3ぐらいでないことを祈りたいです(笑)。さすがに自分以外で観ている人がゼロということはないであろうと思いますので、今年も気が向いたときにぼちぼち更新していこうと思っております。それが他の人のお役に立てる情報であれば、それに勝る喜びはございません。まあ、そんなに何か書いて誰かに迷惑をかけてるようにも思えないし…(いや、かけてるのかな。だとしたら申し訳)。
年末に珍しくちょいちょいとBlogのデザインをいじっておりました。どうも内容が旅行記ばっかりになってきたのでそれらしく、トップの画像をバンコク・スワンナプーム国際空港のモノクロームの画像に変更。それからカブの写真も変更。さらに文字を全てグレースケールへと統一…とどんどん地味なBLOGへと…。まあでも私も三十路なのでそれらしく、といった感じです。
BLOGから「世界のお気に入りスポット」をリンクしておきました。旅行していて心に残った場所を記録してます。やはりシティー・ボーイを標榜する者としては世界各地にお気に入りの店の一、二軒でもないと…(笑)
[Macやガジェット]
Mac miniのメモリを最大の8GBまで増やしました。その弊害というのもあったと思いますが(Air Play関連)、信じられないぐらい作業がしやすくなりました。新しいPC買ったのと同じぐらい変わった感じがあります。MacBook Airも元気に稼働中(寝転がって映画観たりとか)。今年買った電化製品で最も素晴らしかったのはAKG K830BTに尽きますね。最近使ってる物はどれも壊れたりしないので助かっています。
カメラはGR DIGITALを購入しました。単焦点に悪戦苦闘していましたが、だんだん身体に馴染んできて大好きな一台になりました。
[その他]
Twilogというのが便利で、この一年の自分のtwitterでの発言など読んでいたのですが、AKBの島崎さんのヒットを予言していたりしてたのが面白かった。 後半は漫画「日常」にハマった。「けいおん」の映画は二回観たんだった。昨年の前半はかなり運動をしていたと思いますが、後半は全くという感じでした。だからかなり身体がたるんできました。
そんなとりとめも無い2012年総括でした。
気になっていないフリをしていましたが実は気になっていた東京スカイツリーに、復活したノースマリン号で行きました。買ったばかりのNikon D3000用の望遠レンズの試し撮りの機会でもあったのですが、ほぼ使いませんでした。
12/2(日)代官山UNITでのあらかじめ決められた恋人たちへのライブを観てきました。
寒くて家を出るのが億劫で、ぎりぎりに着きました。ドリンクも買わずにフロアに向かうとすぐに客電が落ちて「Back」の演奏が始まりました。
彼らのアルバムは何枚か聴いていたのですが、CDだとライブの内容の半分ぐらいの情報量になってるんだな…と思ってしまうほどのビキビキ激しい演奏でした。池永さんは観てて心配になるほどのパフォーマンスで、文字通り命を削って音楽をしてる痛々しさがびしびし伝わってきました。気がつくと何度も口が開きっぱなしになってました。ところどころ彼らが逆光でシルエットになるところがほんとかっこいい。テルミンとピアニカの音もなんとも言えず良かったなあ。
そして何はともあれアンコールの「翌日」が凄かった。あの感覚を何と言ったらいいのでしょうか?日常の取るに足らない事象を、「それでも世界は美しい」と夢を見させるのではなく、残酷なまでにありのままを描き出しつつも、確かに何か新しいものを自覚する…そんな感じ。Youtubeの動画を貼っておきますが、実際に聴いてみると全然違います。また近いうちに必ず観に行きたいと思いました。
10月末に珍しく二連休があったので、ずっと気になっていた京都に行くことにしました。京都に最後に行ったのは高校生か浪人生時代?だと思いますので、14年ぶりぐらい。そのときはお金もないから(まあ、今も持っているとは言えませんけど)青春18きっぷで延々と東海道線を乗り継いで行ったんだった。当時はiPhoneもiPadもないのに、一体どうやって時間をつぶしていたんだろう?もう一回は中学校の修学旅行で行っただけなので、京都には正味2回しか行ったことがありません。正直、ほとんど京都の記憶もありません。
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