そこで7〜8年ほど前から車検の無い250ccクラスのバイクを物色していたのですが、FTR223のバージンベージュというのがあることを知りました。ノースマリン号と同じ色なので愛着が持てそうだし、デザイン的にこういったダートトラッカー系のものが気に入りました。スズキのグラストラッカーというバイクも良かったのですが、サイドカバーあたりのフレームの形状がどうしても好きになれず…。先日大和のオールドバイクミーティングに行ったときにCB250とブラックのC100に少々心が動かされましたが。
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オレンジ上司にもぼちぼちと相談したりしながら日々が過ぎて行きましたが、ある日いつも通り中古バイクの比較サイトを眺めていると、茨城県の方で4000kmほどしか走っていないFTRを見つけました。しかもほぼノーマルで、中古ではありますが定価の半額ぐらいになってました。とりあえず連絡を取り写真を送ってもらってじっくり検討。考えた末これよりいい条件のものもしばらく無いだろうと判断して購入に至りました。職場の後輩君に安くリトルカブを譲る話を持ちかけてみると、あっさりOKになったので、地元の市役所でリトルカブの廃車処理をして、後輩君にはナンバープレートを取得してきてもらいました。
後輩くんにリトルカブを届ける日の前日に、茨城のバイク屋から納車の準備が整ったとの連絡がありました。休みが多い仕事でもないので、午前中にリトルカブを後輩くんに渡し、午後にそのまま電車で茨城に向かい引き取りに行くことに決めました。
午前中にリトルカブで埼玉の某河川敷に向かい、しばらく後輩くんに乗り方と諸注意を伝達。これでもうノースマリン号も見納めかと思うと特別な感情が…というより、初めてカブに乗る後輩くんにハラハラしていてそれどころではなかった(笑)。とりあえず乗りこなせるようになり、家に向かって走り去っていくところを見届けてから電車で茨城方面に向かう。iPhoneでFTRの説明書のPDFファイルを見ながら電車に揺られて、目的地の駅へ。そこから10分ほど歩くと目指すバイク屋が。支払いを済ませ、簡単に乗り方を聞いてから一人取り残されました。ここから自宅までなんとかたどり着かなくてはなりません。約70kmぐらいの、初日にしてはなかなかハードな旅です。場所は茨城の土浦あたりなので、R6でひたすら南下していきます。教習所で習って以来のクラッチ付きのバイクでしたが、駐車場で何回か練習したら勘を取り戻しました。教習所って凄いんだなあ、と思ってしまいました。まあ、最初ニュートラルに全然入らなくて焦りましたが…。
R6は悲劇的に渋滞していました。ただ、今の状態ならクラッチ操作を学習するために混んでいるぐらいのほうが好都合です。どれぐらいのスピードの時何速なのか感じながら走っていました。だんだん操作のコツがわかってくると、カブとは桁違いの加速感に興奮してしまいました(笑)。途中で猛烈に腹が減ったので、吉野家に行って牛丼を食べながらぼけーっとFTRを眺めてました。
R6から環七に入り、あとは勝手知ったルートを家へと戻りました。家にFTRが上手く入るかちょっと不安でしたが、なんとかなりそうです。一日に二つのことをやったのでヘトヘトになってしまいました。
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そんなわけで、FTRがやってきました。同じベージュということもあるし、ノースマリンドライブ号の名前を引き継ぎたいと思います。あんまり沢山いじる予定もありませんが、少しずつ手を加えていきたいと思います。
えーなーえーなーうらやましいなぁ。トリコロールのドノーマルFTR250が欲しいなぁ。
投稿情報: 天啓 | 2014/11/26 20:54
結局新車のc90と同じぐらいの値段で手に入りました。大切に乗っていきたいと思います。
投稿情報: yoji | 2014/11/27 00:56