今日(昨日)は早くも短パン+Tシャツという姿で都内をカブで走りまわって、細々したものを買い物しておりました(傘立て、キッチンタイマー、ドライバー…)。ふとガソリンが無くなりそうなことを思い出して王子付近のGSに入りました。おじさんが二人暇そうにしてたんで珍しく話しかけられました。
おじさんA「お兄ちゃんそんな格好で寒くないの!?」
私「いや寒いです」(ほんとに寒いんだから早くガソリン入れてくれ)
おじさんB「若えから大丈夫なんだよ」(私の話聞いてないじゃないか!)
その後王子駅前の「餃子の王将」でレバニラ定食を食べて帰宅しました。余談ですが「餃子の王将」でビールを飲むというのが最近非常にいい具合です。「リャンガーコーデル!」「イーナーホー!」みたいなのを聞きながら、いつゴキブリが飛んできてもおかしくない店内でビール飲んでると、私の人生本当にこのままでいいんだろうか(いやよくない←反語)という、ぐじゅぐじゅしたケネス・アンガー的あるいはパブリック・イメージ・リミテッド的(こっちのほうが近い)局面に突入していきそうで怖いです。
昨日のアクセス数だけ物凄く多いんですが何かあったんでしょうか?冨田ラボのせいでしょうか。
菊地成孔の東京大学でのジャズ史の講義をまとめた本の後半が出たので(といっても相当昔ですが)、まだ読んでなかった前半と合わせて一気に読みました。いやー面白いですね。ほんと面白いです。なんたって二回連続で読んじゃいましたから…。目から鱗のジャズ史です。個人的には上巻だとマイルスの「カインド・オブ・ブルー」でのモードの導入のあたり、下巻ではやはり野田努との「クラブ・カルチャーと『ジャズ』」の対談が興味深かったです。もう一回読もう…。
先日姉と近所の「ヴィレッジヴァンガード」にいたとき(なぜそんな人とそんなところにいたかは割愛)、なんか素敵な音楽がかかってるなーと思ってレジに行ってみたら、冨田ラボの「Shiplaunching」でした。冨田ラボの名前は耳にしたことあったんだけど、音楽はそのとき初めて聴きました。構造としてはもう純度100%混じりけなしの、大書きして廊下に貼り出したいぐらいの「シティ・ポップ」って感じだけど、全然悪くないなーと思いました。私はどうもパリスマッチとかキリンジとかって好きになれなくて、なにがどう駄目って上手く言えないんですけど、やっぱ駄目なんですよね。じゃあ富田ラボと彼らはどう違うのかっていうとこれもよくわかりません。教えて欲しいぐらいです。だってキリンジなんて冨田ラボのアルバム両方に関わってるんだからよけいわけがわかりません。まあいいや…。とにかく冨田ラボはすんなり「入って」きました。
全ての楽曲に共通しているのは腰骨の上、おへその下あたりで定位しバウンスするグルーヴであります。職人たちが持てる職能をいかんなく発揮し、ギターがちゃんとフレーズを弾いていた(つまりパワーコードを押さえてはいなかった)70年代の遺伝子を受け継いだ音楽であります。「レアグルーヴ」とか「スウィートソウル」「フリーソウル」なんていう単語にピクッと反応(やらしいですね)してしまう人が好みそうな音楽でもあります。目新しいことは何もしてはいませんが、それは現代において目新しいことってなんだろう?という不毛な議論になってしまうので…。今まで出た楽曲単位でいうと、1st収録でfeaturing畠山美由紀の「耐え難くも甘い季節」が一番好きなんですが(PVも最高)、アルバムだとこちらの最新作「Shiplaunching」を推したいです。featuring Soulheadの「Like a Queen」いいですねえ。ケミストリーとか高橋幸宏+大貫妙子とか人選が豪華なんだけど、個人的にはこういう場合ってそういうのを意識させなければさせないほど成功だと思ってます。そういう意味では全ての楽曲が拭い難く「冨田ラボ」であるこの作品は成功であると言えるのではないでしょうか。
こういった音楽はぜひ晩秋の鎌倉あたりをドライブしながら聴いてみたいです。もちろん私の場合助手席には誰もいないんですが…ってやかましいわ!
中国人に捨てられ、私の上司に拾われ、5000円で私のところに売られてきた(よく考えると凄い経歴です)PC710君ですが、その後どうなったのかといいますと、
・内蔵HDD(120GB)
・外付DVDマルチドライブ
・各種ステッカー
を取り付けました。これで打ちどめという感じがします。拾ってきたPCにどこまでお金をかけたらいいのか?というのはなかなか難しい問題でありますが…。内蔵HDDを取り替えると、カリカリカリカリ…という異音はあっけなく消滅し、非常に静かなPCになりました。現在320MBのメモリを512MBに増設する考えもあったんですが、そのぶんのお金を外付DVDにかけたほうがいいだろうということになりましたが、内蔵型のDVDにするとPCのほうが持たない可能性もありました。それにしてもいつも思うんだけど、外付のHDDとかDVDのデザインって壊滅的に駄目なんですよね。○ッファローとかIO○ータとか…。結局私はロジテックのポータブルタイプを購入しました。これもそんなにデザイン気に入ってないんだけどまだマシなほうだったので。現在までのところトータルで、
PC本体(5000円)+内蔵HDD(12000円)+外付DVDドライブ(18000円)+Apple keybord(4000円)=39000円
ということになります。激安ですね。今のところ全く問題ないし、あろうことか次第に愛着を持ちつつあるのが怖いところです。
ユニクロをぶらぶらしてたらいいの見つけたんでつい購入してしまいました。思わず二枚買いしそうになりました。ちなみにPCの壁紙もニュービートルです。紺と水色のニュービートル、いいですよねえ。私はどうも旧ビートルよりニュービートルが好きみたいです。
サンボマスターってかっこいいですよね(笑)なんとなく(ほんとになんとなく)手を出さずにいたんだけど、聴いてみたらガッと燃えてくるものがありました。個人的には山口さん=ジム・モリソン説を提唱してみたいです。こういう実例をみちゃうとやっぱり人格形成に、厳しくジェントルで、且つ芳醇な音楽体験っていうのがどれほど寄与するかってのがまざまざとわかってしまいますね。型が定まっていないとシャウトすることも出来ないわけですよ!(←無論サンボマスター風)音楽の構造は真逆といってもいいけど、ダニエル・ジョンストンと同じように「キワモノ」的な印象(そういう風に売り出すほうが悪いのは言わずもがな)を取り払ったとき初めて真の姿が見えてくるはずです。というわけでダニー・ハサウェイネタのタイトルも興味深いこちらをお勧め。
Youtubeで「ミュージックステーション」に出演したときの動画を見たんだけど、あのハラハラする感じになぜか懐かしさを覚えました。
最近ディズニー映画関連の音楽について非常に興味を持っておりまして、そういったCDを借りてきてせっせと聴いております。前々からアメリカ西海岸の、いわゆる「バーバンク・サウンド」みたいなものをよく聴いていて、前サイトをやってたころはそういったものの研究じみたことをやっていたんですが、バーバンクをどんどん辿っていくと、結局はディズニーという共通の岩盤に突き当たらざるを得ないということがわかったわけです。ランディー・ニューマンとかヴァン・ダイク・パークスとか実際に絡んでる人もいるわけだし。だから「わかった」っていうか元々「わかってた」んですけど、見えないふりをしてました。なぜかっていうと流石に成人男性がいまさらディズニーディズニーと騒ぐのも恥ずかしいし、以前一度書いたことあるんですが、私にとってディズニーってもはや「恐ろしい」存在だったんです。しかし、そういう個人的な諸々の障害を取り除いていくつかディズニー関係の音楽を聴いてみると、これがむちゃくちゃ面白いんです。とりわけ、というかやっぱりというか、60年代以前のものがほんとに面白いですね。なにが面白いのかというと、一言でいうとあの「曲解ぶり」っていうか、歪みかたっていうか、デフォルメですよね。北米という暗黒の大陸の土着的な神話とかフォークロアとかまで沈潜していって、そういったものを白人至上主義的に、小さいところを異常に膨らませたり、本当は言わなくてはならないことを抹殺したりして力づくで誇大妄想化していく手腕は、やっぱり身震いするほどの恐ろしさがあると同時に、抗いがたく魅力的です。「一皮剥いたら何もないかもしれない」という恐怖っていうか、カキワリの世界っていうか、パラノイアっていうか…そういった感覚はブライアン・ウィルソンやジャクソン5の音楽にも通じていると個人的には思っています。
主宰君に言われた通りに早速作ってみました。
1. 鶏肉に塩胡椒をふって、全体に粒マスタードを塗りたくる
2. 熱したフライパンにオリーブオイルを大さじ1垂らしてじっくり中火で焼く
3. …出来上がり
ということで食べてみたんですが、これは美味しいです!ちょっと焦り過ぎて中まで火が通ってないところもあったけど、それさえクリアすれば文句ないです。これはあれですね、ちゃんと和芥子じゃなくマスタード使わないと美味しくないですね。きっと。ご飯何杯でもいけます。ご飯のみならず食パンに挟んでもいいかもしれない。
なにはともあれ主宰君どうもありがとう。
毎度毎度壮年期を迎えた人のようなタイトルで恐縮なんですが、最近焼き魚ばっかり食べてます。焼き魚っていうのは非常に優れた料理というか「調理」で、
・簡単である
・でもなんか料理した気になる(これ重要)
・道具を使わないで済む
・油分が抜けるため健康的である
・お酒もご飯もイケる
・安上がりである
・で、美味しい(勿論嫌いな人は嫌いでしょうが)
という風に、考えてみるといいことばっかりなのです。じゃあなんで今まで作らなかったの、っていうとそういう環境が無かったんです。でも無理してでも早い段階で魚焼き機でも導入しておくべきだったかなあなんて後悔しております。
例えばさんまは(今の時期のさんまはさすがに美味しくないですね。買ったけど)頭のほうでお酒飲んで、尻尾のほうでご飯を食べる…なんてことも出来るからほんと経済的です。問題点としては小さい魚は小骨が多くてめんどくさいということが挙げられます。でも調理済みの「骨抜き魚」なんて魚食いに対する冒涜ですからなかなか買う気になりませんね。
というわけで最近は色んな魚を買ってきて焼いて食べてます。ほっけを焼いてレモン汁と大根おろしで食べるのも最高ですね。個人的に好きだなあと思うのは各種西京焼の類で、これはほんと焼くだけでいいから超簡単で美味しいです。鮭と鰆の西京焼が特に美味しいですね。鰆なんて釣るの難しいんだから高級魚なのかなとか思ってたんだけど、探せば一切れ100円ぐらいで買えちゃうんですよね。
ジャンゴ・ラインハルトとステファン・グラッペッリの面白すぎる絡みに耳を傾けながら(最近何度目かの個人的ジャンゴ・ラインハルトブームなのです…今度書きます)魚が焼き上がるのを待っている心境はなんとも言えない趣があります。というわけで皆さん「焼くと美味しい魚」教えてくださいませ。
http://www.sapporobeer.jp/2006girl/index.html
「ナナクイズ」と「ナナ面相」は最初バカにしてんのか!と思いましたが、日に何度もカチカチと(無表情で)クリックしている自分自身に気づき愕然としました。山下奈々ちゃん可愛いです!
引っ越してきて最初にしたことと言えば何だったかというと、近所の「ベルク」(というスーパーマーケット)のカードを発行してもらうことと、東急ハンズで鉄のフライパンを買ったことです。杉並に住んでたときは電気コンロだったので、鉄のフライパンを使う気になれずテフロン加工のやつで済ましてました。まあ便利なんだけど、やっぱテフロンだと全然気分が出ないんですよね。私がなんとか作れる料理ってほとんど中華料理なんで(例えば餃子、回鍋肉、炒飯…中華料理とも言えないな)フライパンを使う機会は必然的に多くなります。そうするとテフロン+電気コンロだとどうしても野菜炒めは水っぽくなっちゃうし、炒飯はぱらっと仕上がらないわけです。私の腕の問題もあるんだけどね。
と、いうわけで川口に来てからはガステーブル+鉄のフライパンになったことが嬉しくてしょうがない私です。正直言って引っ越したことで最も喜ばしい点はそこだったりします。いったん慣れてしまうと空焼き→油ならし→油返しという鉄のフライパンには必須の作業も、一つの完結した敬虔な儀式を遂行しているかのごとしです。
このBLOGを見てる人の100%が興味無いと断言出来ますが、私の今後のリフォーム計画をUPしてみます。つらつらとああしたい、こうしたいと考えてたところ壮大な計画になってきたので…。これ全部やるってこと考えると、今のところ達成出来てるのは全体の三割ぐらいに過ぎないということがわかってちょっと落ちこんできます。
・壁と天井の塗装(一部屋+廊下半分)
・玄関ドアの塗装
・フローリングの張り替え(一部屋)
・サッシの取り替え(これは業者に頼むしかないです)
・部屋の照明の付け替え
・玄関に照明を設置
・庭の石の並べ替え、植木の植え替え
細かく見ていけばまだまだありますが、大きな改造で今思いつくのはこのぐらいです。これらを今後五年間ぐらいでこなしていきたいと思ってます。なるべく既存のものを生かしてお金をかけないでいくという方向性は今まで通りです。っていうか五年も住むんだろうかここ…。
私は今offiのwavos tableって小さいテーブルを使ってて凄く気に入ってるんですが、同じくoffiから出てるワーキングデスクのWave Deskってのが気になってます。これは最高ですね。惚れ惚れしますね。プライウッドのこの曲線がそこはかとないミッド・センチュリー感(自分で言ってて寒気しますけど)も含んでていいです。問題は8万円というお値段と、現在廃版であるってことです。でもこれは探す価値がありそうな一品です。
ところでヤフオクとか見てみるとだいぶイームズのシェルチェアとかも安くなってきてて、非常に良い傾向だと思います。だって90年代終わりの高騰ぶりは異常だったもんね。ああいう事態ってのは全くイームズ夫妻の意図したところじゃないわけでしょう…ウォーホールの「ポップアート」と同じで。もっともっと暴落して欲しいですね。5000円ぐらいになったら一個買おうと思います(笑)
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