個人的に90年代UKのバンドで五指に入るぐらい好きなバンドである、Spiritualizedのライブを観に行ってきました。私もだいぶ好きな音楽が変わってきたし、Spiritualizedのほうも私の好きな音楽性からだいぶ離れていってしまったような気がするのですが、それでも彼らが来日するとあれば行かない訳にはいかない…。というわけで体調もよろしくはなかったですが、恵比寿まで出かけていきました。Hostess Club Weekenderというフェス?の二日目のトリを飾ります。会場に着いたときにはディアハンターのヴォーカルのソロプロジェクトであるAtlas Soundが演奏してました。これも悪くなかった。
20:00が近づき、セッティングをしている音が聞こえてくると嫌が応にもアガってきます。私はおそらくジェイソンが立つであろうと思われる上手の前の方に陣取り、生ジェイソンを待ちました。満員ぐらいの入りです。そのうち"Come Together"のイントロのあれが聞こえてくると、会場の興奮もMAXに。絶えず「じぇーいそーん!」とジェイソン・ピアースを呼ぶ声が聞こえてきます。愛されてるなあ…。
そうこうしているうちに本物のSpiritualized登場!オリジナルメンバーは皆真っ白な出で立ちで神々しい。我らがジェイソン・ピアースは白いパンツと白いTシャツにサングラスという姿。6年ぐらい前に大病を患ったので痩せたかな?と思っていたのですが、思っていたよりがっしりした体格でかっこよかった。はあ…ジェイソン好きだ…。
ライブは"Come Together"からスタート。音圧ヤバい!安定感のある落ち着いた狂いかたです。その後はおそらく4月に発売されるであろうニューアルバムの曲中心に進んでいきます。まあ、口ぽかーんとなるぐらいは良いんですが、やっぱりせっかくだから「宇宙遊泳」(私の一番好きな彼らのアルバム…リマスターだって買いましたよ)あたりからもっとやってほしかった。ラストは"Take me to the other side"で、やっぱりこれが一番盛り上がった。「向こう側」ってどこまで続くのか、と思ってしまうぐらいのノイズの洪水でしたけど、あと20分ぐらい続けて欲しかったです。「大満足」とは言わないけど、まあ満足したライブでした。
会場で二杯ぐらい酒を飲んだけど全然飲み足りないし、興奮も醒めないので某クラブに行って酒を飲み、その後ブラジル系音楽のかかる某バーに行ってまた酒を飲みました(某ばっかりだな)。
家に帰ってSpiritualizedのロイヤル・アルバート・ホールでのライブを聴きました。
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