NYC旅行記 4日目-1

マンハッタン滞在4日目。5日目はJFK空港へ行くだけなので、実質的に動けるのは今日が最後ということになります。

今日も行きたいところが盛りだくさんです。まずはホテルの隣のセントラル・パークへ…シープ・メドウという広場でごろんと寝っ転がりたいと思ったんですが、なんか間違えて車道に入っちゃいまして（セントラルパークは新宿中央公園とは比べ物にならないほどデカいので敷地内を何本も道路が走っている）、公園に入る道を見つけられないまま反対側のイースト・アッパー・サイドに出てしまいました。ここはマンハッタンでも一番の高級住宅街です。いきなり出ばなをくじかれた格好。

歩いてたら小奇麗なデリがあったのでチキンのサンドイッチとミネラルウォーターを買いました。こんなとこでもお釣りは投げるように渡されます（ニューヨークではデフォルトです）。しかも結構高いんだコレが…。

最初に訪れたのはホッパーの所蔵が多いホイットニー美術館…ですがまさかのCLOSED！これは悲しい！

私は呆然とセントラル・パークまで戻り、どうしたもんだろうかととぼとぼ歩いておりました。するといきなり目の前に木の葉ではなく、かなり大きい木の皮がゴトッと落ちてきてびっくりしました。あれ、なんだろう？と木の上を見上げてみると、何匹かのリスが追いかけっこをしていました。ああ、これが有名なセントラルパークのリスか！意外と大きくて大雑把な感じで、リスにも国民性が出るんだなあなんて思ってしまいました。シマリスの二倍ぐらいある感じです。

せっかくなのでリスのいる木の下のベンチで、さっきのサンドイッチとミネラルウォーターを食べました。NYCに来た理由の一つが「セントラルパークでリスと一緒にベーグルを食べる」ということなので、成り行き上ではあるけれどもここで一つ達成した感じがしました。まあ、ベーグルではなかったですが。

リスと一緒にサンドイッチを食べてちょっと回復したので、再び歩き始め、グッゲンハイム美術館に来ました。こちらはフランク・ロイド・ライトによる設計。ご覧の通りかたつむりのような特徴的な外観をしています。世界遺産になってないのが不思議なくらいです。

ここも興味があったんですが時間も押していたので、ミュージアムショップでグッゲンハイム美術館のミニチュアを買い（レゴのミニチュアもあったんですが、高かったのでやめた）、自分へのお土産としました。自分自身へのお土産はこれだけ。まあそんなもんでしょう。

そして前々日にチケットをもらっていたロックフェラー・センターの展望台、トップ・オブ・ザ・ロックに上りました。エンパイア・ステート・ビルも入ってみたかったんですが、最上階まで上がるのは一時間ぐらいかかるらしく、そんなことで貴重な時間を無駄にしたくないと思いました。だいたいビルの上からの景色なんてあんまり興味ないのです。

トップ・オブ・ザ・ロックはエレベーターの中でもムービーが流れるようになっていたりして、なかなか楽しいです。一番上からセントラルパークを見るとこんな感じ…まあ、こんなもんでしょう。

ビルの地下のよくわからない店でアイスコーヒーを飲み、歩いていると靴磨き屋がありました。ガラス張りなんですが、全員こっち見てるのがおかしい。なんでお金払ってるのに見世物みたいな扱いを受けなきゃならないんでしょうねえ。

さらに移動して、5th StreetではないほうのApple Store（マンハッタンには何軒かあります）に行ったり、 スタバに入ったりしながらてくてくと歩き続けます。