あの泥だらけのスニーカーじゃ追い越せないyojiです。こんばんは!
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家にTVが無い→でも浦和レッズの試合だけは観たい→かといって新しくテレビを買うのは大げさだしお金がかかるってことで、アナログ放送も終了してしまうということだし、どうせならなんとか地上波デジタルの「ワンセグ」が受信できないかな〜と考えておりました。で、私は今まで「ワンセグ」を観るにはカーナビとかケータイとかNintendo DSなんかが必要だろうと思っていたんですが、ちょっと調べてみるとUSBに刺すだけでPCでワンセグが観れる「ちょいテレ」なるものが最近発売されたことを知りました。これだこれしかない!!と思いましたね。このあからさまに「ちょいワル」にインスパイアされたとしか思えない名前はどうなのかと思いますけど。
ネット上の情報によると、この商品は爆発的に売れているらしく(そりゃそうでしょう、「ワンセグ」対応の携帯なんて買う必要なくなっちゃうから)、どこに行っても手に入らないということでした。だから私も諦めて「まあ来年ぐらいに手に入ればいいな」と思ってたんですが、先日新宿を通りがかったとき、ヨドバシカメラで店員さんに「これいつごろ入荷されるんでしょうねえ」と聞いてみたところ「あ、それラスイチがありますよ〜今持ってきますねえ〜」と言われて唖然としてしまいました。どうやら私は運良く(?)ちょうど入荷される日に来たみたいです。結局「ちょいテレ」は2つほど残っていて、その二つをおじさん(勿論ちょいワルではない)と仲良く分け合って帰路につきました。
しかしながら家に帰ってわくわくしながら「ちょいテレ」を繋いでみたところ、1チャンネルも映りませんでした。「うわ騙された!」と一瞬思ったんですが、付属のアンテナを刺して部屋中移動してみると、うまいことNHK+民放全チャンネル+埼玉テレビを受信できるポイントが見つかって一安心いたしました。「ちょいテレ」ってのは確かに的を得たネーミングで、拡大するとかなり荒さが目立つんだけど、画面の隅にちょっと出しておいて、PCで作業しながらTVを観るっていう用途には非常に適してます。おすすめです。
ちなみに付属のアンテナを設置するポイントを探すとき、新体操の選手のようなかなり躍動感のある動きが求められます。
普通二輪免許の教習の一時間目から転倒したyojiです。こんばんは!その上さっそく送り事項が出てしまいました。予想はしておりましたが、やっぱり自動車免許のようにすんなりとはいきませんね。正直まだクラッチの意味がよくわかっておりません!自動車の免許をATで取っておいてほんと良かったと思いました。
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ものすごく食べたいけどどこにも売ってないから、カブで仙台まで行って食べようかとすら考えていた「ずんだ餅」が地元のイトーヨーカドーに売っていたため、購入いたしました。思えば2004年ぐらいからずんだ餅ずんだ餅と言っていた気がしますw で、やっぱり美味しかったです。正直美味しくて安心したというか、そんな気分です。枝豆の青臭さと自然な優しい甘さがいいですね。自他共に認める味覚オンチの私が言っても全然説得力無いですね。
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最近の巨人が弱い理由がなんとなくわかるような気がするページその1、その2。
最近ナタリー・ポートマンが私より年下だってことを知って驚愕したyojiです。こんばんは!
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最近色んなところで耳にしていたスタジオジブリの「耳をすませば」を初めて観たんですけど(すいません常識無くて)正直ちょっと欝入りましたw でもなんかこう…個人的に「こういうのもあるよなー」って感じでやり過ごせちゃいそうなのが切ないです。もっとこう魂の黎明のようなところ、人間存在の本質を揺さぶってくるのではないかとか期待してたんですけど。まあでもそんなの想定してないんでしょうけどね。
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ずーっとスーパーカブC90のことしか頭に無かったんですけど、高速道路を走れるスクーターについて悶々と考えていたら「待てよ、ヴェスパって選択肢もあるんだな…」ということに気がつきました。例えばVespaのPX150やPX200なんかだったらスペック的に高速道路の通行も十分に可能なわけだし。それでちょっと価格とか調べてみたんですけどこれめちゃ高いんですね。スーパーカブの倍ぐらいします。これなら中古の車買ったほうがいいなあ。ヴェスパってもうちょい安く買えるんじゃないかと思ってたんですけどね。ちなみに形は文句無くかっこいいと思います!
この高度に発展した消費社会の中では、誰にでも一つぐらいは相性が悪い商品が存在するはずである…という意見には賛同していただけるのではないかと思うんだけど、私の場合それが一体何であるのか?ということがこの数年間のうちにずるずるずる…と明るみに引きずり出され衆目に晒されることとなりました。それはあの「突っ張り棒」なんですが、「突っ張り棒」って…わかりますよね?壁と壁とか、押入れの中みたいな適当な距離がある空間に棒を突っ張って洋服をかけたりカーテンを吊るしたり…というあれです。しかし「突っ張り棒」を言葉で説明するのは結構骨が折れますね。
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例えば新しいアパートに引っ越したとするでしょう…それで、荷物もあらかた解き終わって、本もCDも洋服も食器も然るべきところに収め、ダンボールも潰して古紙回収で出し終わったときに人が考えることは何かというと、「そうだ、このへんに『突っ張り棒』が一本あると便利だな…」ということなわけです。これはまず間違いなくそうなんです。
それで、私の場合だったらホームセンターなり東急ハンズなりで「突っ張り棒」を買ってきて、然るべきところに説明書通りに設置するわけです。なーんにも変わったことしてないし、耐荷重量もばっちり守ってます。壁の材質だって問題無い。それでも外出先から帰ってくるとちゃーんと「突っ張り棒」は数十枚の洋服と共に床に落ちていて、私はクリーニング屋がくれたハンガーやらイトーヨーカドーのネクタイやらダッフルコートやら…が渾然一体となり、工事現場のように床に散乱している状況を目撃してしまうわけです。誇張じゃなく「ハッ」てしてしまいますね。そして私はこれが初めてではないことに、静かに思い当たるわけです。
その後の一瞬の暫定的な静寂の後に、私の嗚咽が夕闇迫る杉並の街に響き渡り、私の両頬を大粒の涙がつたい、その涙はイトーヨーカドーの紺と黄色のレジメンタル柄のネクタイの上にぼたぼたと零れ落ち、染みは夕闇に包まれる東京の街と同調するかの如く次第にネクタイの全体へと広がっていきました。
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「突っ張り棒」の問題点についてちょっと考察してみたいと思うんですけど、まず私が一番問題にしたいのは、それは設置の難しさにあると思うんです。前述したように「突っ張り棒」というのはカーテンを吊るしたりハンガーをかけたりするために使用するわけです。だから相当高い位置での使用が前提とされていると思うんです。地上30cmの位置で「突っ張り棒」を使う人はいませんよね?だからまあ「突っ張り棒」は少なくとも自分の身長よりは高い位置での使用が想定されてるはずなんです。たとえ脚立を使ったとしてもせいぜい目の位置よりは高いでしょう。その位置で「突っ張り棒」を固定しながら設置しなくてはならない…というのは想像以上に腕に負担がかかる作業であるということは、「突っ張り棒」に触れたことがない人も頷いていただけるのではないかと思います。しかも経験上「突っ張り棒」は両端に向かって圧迫して設置する方式が多いようです。そのためには「突っ張り棒」の一部をぐるぐると捻りながら圧力を加えていく必要があるので、どうしても「突っ張り棒」を片手で支える必要が出てくるわけです。これは人間工学的(←大きく出たなあ)に見てどう考えても困難な体勢であると断言できます。思い返してみると私が「突っ張り棒」を何の労力もはらわず設置することが出来たことは皆無である気がします。
そのように「突っ張り棒」は私を内から外から衝き動かす、もはやひとつの概念と相成りました。勘のいい人は気づいてくれたのではないかと思いますが、今こういったことを書いている私の横にも、先日落っこちてきた風呂場のシャワーカーテンと「突っ張り棒」が置いてあります。どうか、どうか世界の「突っ張り棒」よ、今夜壁に在りますように。
「酒はぬるめの燗がいい」yojiです。こんばんは!
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まだ免許取って一ヶ月なんですが、実家(本館=隣の家)の車にiPodを載せられるようにしました。10年落ちの日産車で、カーナビもCDも無い、ついてるのはカセットデッキとラジオだけっていう条件です。
そこで、「ドックアダプタ経由で、シガーソケットから電源を取りながらライン出力が出来るスタンド」というものを探すことになったわけですが、これが存在しちゃうんですねえ。びっくり。というか、これしか存在しませんでした。Griffin Technology社のTuneFlex 5Gというんですが、これはシガーソケットからスタンドまでを固いコードで繋いでて、これでiPodを空中で支えることが出来ます。これは素晴らしいアイデアだと思います。エアコンの噴出し口にとりつけると風がずっとiPodに当たりまくるわけだから個人的にちょっと怖いです。またドック経由でオーディオと繋げられるため、iPodのヘッドホンジャックを余計な抜き差しで痛めずに済むというのも利点です。巷ではFMトランスミッターってのが流行ってるらしいんですけど、個人的にちゃんとラインで繋がってないといまいち信用出来ません。また外部出力があるので、これから先AUX入力がついてる別の車でも使える…というのもちゃんと考慮に入れてあります。iPod自体を操作して曲が聴けるのも嬉しい。
それからこれの素晴らしい点はカセットテープ型のアダプターが最初からついてくることですね。カセットデッキがついてる車にお乗りでしたら、これ一個買うだけで全部済んでしまいます!
最近ちょっと車に慣れてきて運転が楽しくなってきました。とか言っておきながら先日ハッと気づいたらサイドブレーキを引っ張ったまま10kmほど走っていたyojiです。こんばんは。あれは血の気引きますね。
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我ながら展開速いと思うんですが、普通自動二輪の免許を取り始めました。まだ説明受けただけで一時間も乗ってないんですけどね。これに関しては焦らずじっくり取りたいと思います。11月中に終わればいいなあ。車の免許はあっさりいけたけどバイクは全然自信ないです。でもほんとのこと言うと凄い楽しみなんです。早く乗ってみたいなあ…。
しかし車の免許持ってると二輪の免許って凄い楽なんですね。びっくりしました。
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最近参考にしてるインテリア関係のサイトのリンク集。
NAUT
無垢のタモ材やウォルナットのデスクやテーブルの販売。ウォルナットのデスクかっこいいなあ。店内の感じが最高です(いや行ったことないんですけど)
coya
葉山にあるカフェ。こだわり続けると行き着く先はこうなっちゃうんでしょうか…。店内の写真が凄くいいと思います。葉山に行ったとき寄ればよかったね。
PACIFIC FURNITURE SURVICE
所ジョージの「世田谷ベース」にも関わった(らしい)PACIFIC FURNITURE SURVICEです。海外の業務用品の販売、オリジナル家具の販売、また事務所や住宅リフォームのデザイン、設計、施工までやっているそうです。無骨な感じが素晴らしいですね。男の子のまま大人になっちゃったような人は絶対気に入ると思います。恵比寿に店があるそうなんで今度行ってみたいと思います。
シンプル家具ドットコム
なんというか…実も蓋もないサイトの名前なんですがw その名の通りシンプルな家具を他と比べると非常に安価に提供しているようです。
IKEA
話題のIKEAですが、私も行ってみたいです。結局全部行ったことない…というオチ。
どうもこんにちは。「思い出のサマー・ブリーズ」ことyojiでございます。
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最近たまに「昨日mixiの日記書いたんだけど一件もコメント来なくて凹んだよ」みたいな話を耳にするんだけど、「なーにを甘っちょろいことを!」と思ってしまいます。というのは私は5年ほど前まで「yojisite」という今や伝説の(←誰も言ってくれないから自分で言う)、ちょっと信じられないぐらい人が来ないウェブサイトを運営していたのです。まあ当時も今も書いてることの路線は変わってない気もするんですけどね。全く成長がみられないっていうか…。データがすべて消失しちゃったんで今となっては確かめようもないんですけど。
そのサイトにも一応掲示板をつけてたんですけど、思い返してみると書きこんでくれる人が一週間に一人もいないなんてのはザラだったような気がします。そのときに「ああそうか、ネットってのはこんなもんか…」という諦念、ならびに耐性が身についてしまったような気がします。
そんな世知辛いインターネットの世界ではあるけれども、当時から現在にいたるまでしぶとく(←失礼)読んでくれて、感想やら意見やら独り言やら…を掲示板やコメント欄に書きこんでくれる少数ながら優良、かつ紳士的な読者の皆様(そう、今これを読んでるあなたです)がいてくれたからこそ、私はこのような見苦しい文章を恥ずかしげもなく巷間に晒せて来れたのだということに、たった今気がつきました。そしてそれは私にとっては数少ない誇りでもあります。一度も荒れたことなんて無かったし。
というわけで、皆様今までありがとうございました。これからもなにとぞよろしくお願いいたします、と初めての謝辞を述べる次第でございます。あ、なんか締めくくりの挨拶みたいになっちゃいましたけど別に今日で終わりってことじゃないすよw 残念ながら。
それではこれからもHAPPY LITTLE SUNBEAMをお楽しみください!
高校生の頃にウェス・モンゴメリーの「フルハウス」聴いてるとき、勿論ウェス・モンゴメリーは素晴らしいんだけど、それはともかくとしてサックスを吹いてる人が気になりました。なんか凄くガッツある演奏っていうか…ほどよく炸裂気味で耳に残るんです。今にして思えばそれがジョニー・グリフィンとの出会いだったわけですが、このアルバムは面子が凄いですね。盆と正月とバレンタインデーが一緒に来たっていうか…w トランペットがリー・モーガン、テナーサックスがジョニー・グリフィンにコルトレーンにハンク・モブレー。リズムセクションはウィントン・ケリーにポール・チェンバースにアート・ブレイキーという…なんかもう字面を見てるだけでお腹一杯になってしまって、純粋に音楽だけを批評出来なくなってしまうという欠点がある気もしますが。これで「ブラインド・フェイス」みたいにずっこける内容だったらまだ色々突っこみどころがあるんですが、内容が素晴らし過ぎるんでまた困っちゃいますね。現在に至るまでに考え得る最高のリズムセクションを助走台にして、ジャケット(最高!)に描かれている無数の鳥たちの羽ばたきのように、フロントの3+1名が力強く舞い上がっていきます。
先日奥歯をガチガチいわせながら初めて一人でドライブしてきたyojiです。こんにちは。
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構想半年、ようやく偽Macが完成いたしました。私は旧型のApple Studio Displayの形が好きで、これをどうにかしてPCで使えないだろうか…と思ったのが事の発端でした。(※ここから先どーでもいい瑣末な話になるので興味無いかたはどうぞ次段落までお進みください)調べてみると旧Studio DisplayにはADCというアップル独自の入力形式が使われており、PCから直接繋げるわけにはいきません。ということで最初にStudio Displayを購入したあと、CompuCable社の"DVI to ADC Monitor Adapter"を購入しました。このただの変換機が12000円ぐらいするんでたまげましたけどね。しかもこれ海外の製品だからコンセントが合わず、慌ててヨドバシカメラまでコネクタを買いに行きました。そして最後にPC本体を買ったんですが、意外とDVI出力のPCを探すのにてこずりまして、結局モニタつき(いらん…)のデスクトップPCをネットで購入しました。こちらのスペックはCPUがPen4-3.06GHz、メモリが512MB、HDDが40GBってことで、以前のPCからはハードディスクの容量以外は格段の進歩を遂げました(なんせ以前のPCはCPUがPen3の500MHzでしたから…)というわけで計算してみると…
PC本体 40000円(中古)
モニター 20000円(中古)
アダプター 12000円
コネクター 1000円
合計 73000円
ということで、まあそれでも新品のiMacの半分以下の値段で済みました。
無論これだけのお金を一気に使えるほどの余裕はありませんので、少しづつ買い足してきたわけです。だからモニターなんかは数ヶ月間部屋の隅にほったらかしという状態で、これは結構せつなかったですね。だって動作確認すら出来ないわけですから(泣)クーリング・オフの期間が無為に過ぎていくという…w しかしながら全ての材料が揃ったところで全部繋げてみて、Appleのモニターにでっかく「NEC」と表示されたときはちょっと感動いたしました。まあかなり倒錯した感動であったことは否めませんが。
今話題の(どこがやねん)サンエス・1/24ダイキャストモデル・ホンダスーパーカブコレクションを買いました。私はアバグリーンのものが一体だけ欲しいなあと思ってたんですが、グリコのおまけと同じで買ってみるまで中身がわからないということだったので、一種類を買うために大人買いするのも馬鹿馬鹿しいし…今回はスルーかなあ、なんて考えていたらネットで色指定で買えるところを偶然見つけてずっこけそうになりました。いや〜ネットって素晴らしいですね!
で、届いたのでわくわくしながら箱を開けてみると、期待をはるかに上回る出来でした。はっきりいってト○カのスーパーカブとは雲泥の差があります。世界中にゴキブリのように生息していると言われる(私が言ってるだけですけど)無数のスーパーカブ・ユーザーに突っこまれるのに配慮したのだろうか?と勘ぐりたくなるほど芸が細かいんです。C50がモデルとなってるんですが、例えばちゃんとセンタースタンドで立ったり(もちろん可動します)、チェーンカバーとかシート下に貼ってあるステッカーも再現されてたりとか、メーターの中も細か〜く表示が書いてあったりとか、フロントのエンブレムもちゃんと作りこまれてるんです。普段カブに沢山乗っている人であればあるほど楽しめると思います。これ相当苦労したと思いますよ。作るの。
なかなか本物のスーパーカブC90が買えないので、しばらくはこれを机の上に置いて眺めていようと思います。毎日眺めててもしも飽きちゃったら…C90なんて買わなくていいや。
いつもタイトルが紛らわしいと思うスモール・フェイセズの1st。以前紹介したイミディエイト移籍後の3rdアルバムも「スモール・フェイセズ」ってタイトルです。
スモール・フェイセズには汲めども尽きぬ魅力がある、と私はかねがね考えているんだけど、ゼムほどには渋すぎずかといってマンフレッズほど時流におもねることもないという絶妙なバランス感覚が実は肝なんじゃないかと思います。それは意外とフロントマンのスティーブ・マリオットが子役出身であり、幼い頃からショービズの裏側を垣間見ていたという事実が影響しているような気がするんです。このアルバムでいえば「シャ・ラ・ラ・ラ・リー」とか「ホワッチャ・ゴナ・ドゥー・アバウト・イット」みたいな、一歩間違えればノベルティソングと捉えられてもおかしくないような曲をやってるからこそ、ゴリゴリにハードなトラックが引き立つという…その絶妙な匙加減にはため息が出る思いがします。90年代後半の異様なまでの再評価のなされかたも、そのバランスにこそ力点がおかれていたのではなかったか…?
そしてこの四人の配列ですね!これが最高にイケてるなあといつも感心してしまいます。ヴォーカルには力の限りシャウトしまくる天然のマリオット君、ギターにややシニカルな粋人のロニー・レイン、オルガンには、私が実はスモール・フェイセズサウンドの鍵を握っていたのではないかと考えている人物であるイアン・マクレガン、そしてドラムスのケニー・ジョーンズは、確かにキース・ムーンほどの深みは無いかもしれないけれども非常にキレがあり強力な、かといってけっして英国ビートバンドの伝統からは外れてはいないビートでフロントを支える…といったこれもまた絶妙なバランスには、ローリング・ストーンズに勝るとも劣らない「神の啓示」のようなものを、大袈裟でもなんでもなく感じてしまいます。
ヴォーカルのスティーブ・マリオットの意思は、同じく幼い頃から芸能界を見てきた長澤まさみちゃんの「笑っているのに目の奥はどこか冷めている」瞳の中に確かに引き継がれていると私は確信しています。
ソフトウェアの書き換えにより一時的に息を吹き返した私の第四世代iPodが、再びSad iPod状態に…もうこれは寿命なのかなあ、買い替えかなあ、参ったなあ…と思いつつ、ずっと動かなくなっていたiPodシャッフルも携え、重い足取りで今度はアップルストア渋谷へと向かいました。相談してみると「う〜んそういう場合はハードウェアがおかしくなっちゃってる場合が多いんですよねえ」「ということは買い換えたほうがいいと…」「まあそうなりますよねえ」
ということでがっくりきてたんですが、アップルストアのお兄さんが調べてみると「あれ?でもお客さん延長保障入られてますね。ぎりぎり期間内ですので無料で交換できますね」と言われました。そういえば自分でもすっかり忘れてたけど、2004年に購入したとき2年間の保障に入ってたんだった。ということで再びタダで新品のiPodに交換してもらいました!ほんと嬉しいです。シャッフルのほうも無事無料で直してもらえました。カウンター乗り越えていってお兄さんに頬擦りしてやろうかと思いました。
それにしてもこれで二年間で三台目のiPodということになります。しかも交換してもらうとき一円も払ってません…。確かに嬉しいんだけど、これで本当にいいのかという思いも無きにしもあらずです。
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J1第25節は浦和VS京都が5-1、G大阪VS甲府が2-3ってことで、とうとう首位が入れ替わり浦和が首位に立ちました!というか甲府ありがとう!って感じですね。カブツーリングで甲府に行ったときお金を使ってきた効果が出たんでしょうか。
瑣末なことなんだけど、「ガンバ大阪」って名前のチームを応援するのは私はちょっと抵抗あります。単純に言葉だけの問題なんですが、名前って結構重要だと思います。だってもし「ガンバ浦和」だったら応援して無かったかもしれないですもん。「日本語の『頑張る』っていう言葉と×××語の○○○って言葉をかけて…」って発想がすごく団塊っぽい感じ、上意下達って感じがして生理的に嫌なんですよね。「かかって」るだけに余計寒気がするっていうか…。それなら「鹿島アントラーズ!」「アビスパ福岡!」みたいに(例えばね)一聴しただけではなんのことやらさっぱりわからない!というチーム名のほうが好感が持てます。何が言いたいかっていうと「浦和レッドダイヤモンズ、略して浦和レッズ」で良かったなということ。
もし川口にJリーグのクラブチームが出来るなら名前は何がいいか?そりゃ絶対「FC川口」これしかないですね!単純明快!
周囲の人から「どんな車乗りたいの?」って聞かれたら「そりゃ勿論オートマのフェラーリですよ」って答えてたんですが、まあそれは冗談として、最近色んなサイトを見てたらちょっとこの世のものとは思えないほど美しい車を見つけてしまいました。BMWのZ4ロードスターっていうんですけど…知ってます?カッコマンは激マストですよ(←90年代後半の『BOON』風)。正直ちょっと息を飲んじゃいましたよねえ…。なんかこの車から颯爽と私が降りてきたらかなりウケるんじゃないかって気がします。
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最近iTunesに貯めこんでるジャズのファイルが増えてきたんで、プレイリストを追加して整理いたしました。「Swing」「Free Jazz」「Blue Note」みたいな感じで。それで「Piano Trio」ってプレイリストも作ってみたんですが、これをシャッフルさせて聴くのが非常に面白くて、暇さえあれば猿のようにこれをずっと聴いてしまいます。ものの本によると、日本人はジャズの編成の中でも特にピアノトリオが好きなんだそうですが、私も御多分に漏れずとても好きです。このプレイリストにはビル・エヴァンスは勿論のこと、オスカー・ピーターソン、セロニアス・モンク、レッド・ガーランド、シェリー・マン、グレイト・ジャズ・トリオ、ウィントン・ケリーあたりからミッシェル・ペトルチアーニ、キース・ジャレットまで節操なくぶちこんであります。これをシャッフルさせると各ピアニストの違いが面白いようにわかりますね。無論私はピアノ弾けないので技術的なことについては全く言及出来ないんですけど…。
これを聴いててつくづく思ったことは、私はやっぱりビル・エヴァンスが最高に好きなんだってことですね。レッド・ガーランドのトリオはふんふんふんといい感じに聴き流せちゃうんですが、ビル・エヴァンス・トリオの演奏が始まるとちょっと取り乱しますからね。うーんなんなんだろうこの違いは…。ビル・エヴァンス・トリオはもうビジュアル的にも好きなんですよね。全員白人で黒い細身のスーツ着てるとことか、エヴァンスの黒縁眼鏡であるとか櫛でぴたーっと綺麗になでつけられた髪であるとか…故に晩年のエヴァンスはちょっと色んな意味で直視出来ないところがあります。婦女子みたいな発言で申し訳ないんですけど。
「枯葉」もエヴァンス・トリオの解釈が一番気に入ってます。ドラムが入ってきて突然恐ろしいほどにスウィングし始めるところは、安易な表現で申し訳ないんですけど「ピアノトリオとは思えないほどにダイナミック」であると思います。エヴァンス・トリオの、特に「ポートレイト・イン・ジャズ」はあの冷徹な外観から繰り出されるグルーヴィな演奏がかっこいいですね。あと最近気に入ってるエヴァンスの演奏は(なんか途中からビル・エヴァンスの話になってきたけど気にしない)、"Sunday at the Village Vanguard"収録の"Alice in Wonderland(不思議の国のアリス)"ですね。この薄汚れた世界にこれほどにも美しく儚い音楽が存在してていいのか!
周囲の人に激しく勧められていた、料理の基本中の基本である「鶏の唐揚げ」を作ってみました。揚げ物自体一人で作るのは初めてだったんですけど、なーんだ簡単じゃないかと思ってしまいました。まあ「唐揚げ粉」の裏に書いてある作り方どおりに作っただけなんですけどね。フライパンに浅く入れた油でも全く味に問題なかったです。調子に乗って揚げ過ぎたので二日間ぐらい食べました。これでまた料理のレパートリーが一つ追加されました…くふふふ。
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サザンオールスターズの新曲「DIRTY OLD MAN〜さらば夏よ」は素晴らしい出来映えだと思います。少なくとも21世紀に入ってから耳にした彼らのシングルの中では一番気に入っています。実は私は最近サザンならびに「サザン的なるもの」に強く興味を持ってます(厳密にいえばサザンが日本語のロック界でどのような役割を果たしたのか?に興味があるんです)。アルバムはほとんど聴いたこと無いので(「稲村ジェーン」は結構聴きました)、アルバムも沢山聴いてみたいです。ちなみに今まで耳にしたサザン作品の中で一番好きなのは「Love Affair〜秘密のデート」。なんか泣けてきます。最近気づいたんだけど私は神奈川の文化に対して強烈にコンプレックスがあるのかもしれません。そういう反動って時として結構力を持つことがあるのではなかろうか…。
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ほんっとに今さらの話題で恐縮なんですが、「Google Earth」をインストールしました。これはたまりませんね。凄いというか怖くなってくるというか…確かに現代の技術でこういうことは可能なんだろうと頭ではわかってるんだけど、いざこういう形で具現化されると足がすくんでしまう感じがします。昔高所恐怖症の私の母親が「高いところに登ると足の裏がずーずーする」と言っていたけど、これいじってると高所恐怖症でもなんでもない私もなんとなく意味がわかるような気がしました。
「マルエツ」の店内でかかっていて十数年ぶりに聴いた「走れ正直者」(『ちびまる子ちゃん』エンディングテーマ。作詞さくらももこ・作曲織田哲郎・歌西城秀樹)が頭から離れなくなってしまったyojiです。こんばんは。iTunes Storeで検索しちゃったぐらいですからかなり重症です(売ってなかった。当たり前だ)
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別に隠してたわけではないんですが、普通自動車(AT限定…)の免許を取得いたしました。「持ってなかったのかよ!」と突っこまれそうですが。自慢じゃないけど思っていたより実にあっさり取得できました。最初の効果測定で一度引っかかった以外はスムーズに卒業できました。技能の追加も無かったし、みきわめも全部一回でパスしました。ずっとカブに乗ってたから公道に対する恐怖が無かったんでしょうか?運転してる間は「車ってほんと静かな乗り物なんだなあ…」と思ってました。エンジンかかってるのかかかってないのかわからん!あと細いところ通るときは「ちくしょうカブだったらなあ…」ってことを考えておりました。
高速道路の教習はBMWを使ったんですけど、やっぱビーエムって凄いのね。きびきび動くし、ちょっと踏みこむとすーぐ100kmぐらい出るし(そのうえ安定してる…)。「これ乗って帰りたいなあ」とか思ってしまいましたw
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埼玉県鴻巣市の免許センターで免許を取得すると(これも一発でパス)、その翌日がお彼岸だったので父親と母親を乗せてさいたま市岩槻区にお墓参りに行きました。さすがに最初はガチガチだったんですがなんとか事故もなくお墓参りを済ませて帰ってくることができました。隣にいた父親のほうがぐったりしてましたねw まだ車庫入れとか進路変更が全くぎこちないです。一人じゃ家の駐車場からも出せないです。
とうとう私のBlogに初登場のコルトレーンなんですが、今まで聴いたコルトレーンのリーダー作の中では最も気に入ってる一枚。最初に聴いたときの印象は「この人は一体何をそんなに苦しんでるんだろう?」というものでした。ジミ・ヘンドリクスとかジム・モリソンの音楽と同様、彼の音楽もまた「我々の痛みや苦しみを背負ってくれる、そして解き放ってくれる」という幻想、悪く言ってしまえば「隙」があったのではないか?と私は考えています。でもそこで話を止めてしまうと、60年代にしか成立しなかった音楽である云々で話が終わってしまって甚だ非生産的だとも思います。とてつもなく難しいことだと思うけど、ただ純粋に耳を澄ませてみる…それだけで脳髄の中心から溶解していくような快感が得られます。一見フリークアウトしているようで宇宙へと飛び立つのではなく地上でグズグズともがき続けているだけ…という悲壮感。全曲壮絶な演奏をみせるのですが、最終曲「インプレッションズ」ではドラムスのエルヴィン・ジョーンズとコルトレーンががっちりと絡みつき未踏の荒野を転げ回っていくような怪演を見せます。聞き終わると短距離走を走り終わったときのような疲労感を覚えます。
去年の10月に土砂降りの中カブに乗っているときポケットの中で水没させてしまい、アップルストア渋谷で新品に交換してもらった私の第四世代iPodが、とうとう「Sad iPod」状態になってしまいました。実は最近も似たようなことあったんですがしばらくほっといたら直ったので今回もしばらくほっといてみたんですが、一向に動く見込みがありません。PCに繋いでみても全く認識されません。こりゃアップルストアに持ち込まないと駄目だなあ、めんどくさいなあ…と思いました。アップルストアは確かにかっこいいんですが、なんかあの「外資!」って感じのオサレな雰囲気が私は苦手で…。まあでもいい機会だから今度は銀座のアップルストアでも行ってみるか、行ったことないから…というわけで、ノースマリンドライブ号をキック一発、銀座へと向かいました。
一度も地図を見ずに、勘と表示だけを頼りに銀座まで向かいましたが、一度も迷うことなく着きました。十七号を下っていくだけですからね…。確か銀座松屋の向かいだったよな…ということだけは覚えていたので、有楽町の駅前の信号で停まっているときに隣のSR400に乗っていたおじさんに松屋デパートの場所を聞きました。そんなわけであっさりと銀座アップルストアに着いたんですが、もっと目立つ建物なのかなと想像してたんだけどそんなこともありませんでした。というのは周りが目立つ建物だらけなんですよねw やれヴィトンだシャネルだと…。受付を済ませると一時間後にもう一度来てくださいと言われたので、裏をぷらぷらしてたらちょうどいい具合に立ち食いの蕎麦屋があったので入ってみました。うーん何にしよう…あっこの豚の生姜焼き丼とかけ蕎麦のセットってのがいいな…と食券を購入して店に入ると、ちょっとびっくりするぐらい幼い(中学生か?)男性の店員に「今日は生姜焼き丼は終わっちゃったんですが…」と言われたので、天玉蕎麦を頼みました。かき揚げが妙に美味い。普通かき揚げの海老って桜海老みたいな小さい海老が使われるじゃないですか。でもここは何故か一つ一つで天麩羅が出来るんじゃないかってぐらい大きな海老がごろごろ入ってるんです。なんだか得したのか損したのかよくわからない気分です。
ちょうど時間となったのでアップルストアでiPodを見てもらうと、どうやら内部のソフトウェアがおかしくなっていたようです。私が何度PCに接続しなおしてもうんともすんとも言わなかったiPod君はアップルストアのお兄さんの手により一発で息を吹き返しました。修理代幾ら取られるんだろう…とびくびくしてたんですがなんと無料!カウンター越しにアップルストアのお兄さんに頬擦りしてやろうかと思いました。
理由が何かはわかりませんが、現在絶版の対談。五年以上探してたんですがようやく読めました。現代の地点から見ると問題意識に少々古臭い部分も散見される気がするんですが、それでも二人がここで熱く語っている「こういう小説を将来書いていきたい」という決意が確実に果たされている(無論大きく逸れている部分もある気がします)ことを鑑みると、小説家としての彼らの体力がこの時点である程度備わっていたことを証明しているように思えます。そしてそれはおそらく彼らにとって幸福な達成であったのではないかと私は想像します。
ところで私が図らずも共感してしまったのは村上春樹氏のこの一節。
春樹「でもいまでもね、何がしあわせかっていうと、家に帰るでしょう、だれもいなくてね、電気が消えてて真暗というのがいちばん好きなのね」
龍 「フーン」
春樹「みんなそうじゃないというからぼく非常に驚くんだけど。みんな家に帰ってさ、電気ついてて、お帰りなさいといって、お茶でもわかしてくれると、すごくしあわせだっていうんだね。でもぼくはね、家へ帰ってきて電気が真暗でさ、郵便受けに何かがいろいろこんなに溜まっててさ、自分で電気つけて自分でお湯わかしてというのが好きなのね。」
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