ユーキャンの世界遺産講座などもありましたが、そんなにお金をかけられないので公式テキストの「くわしく学ぶ世界遺産300」を購入して、これ一本に絞って学習しました。テキストを読むこと自体は面白く、結局通勤時の電車の中や家やスタバとかで7〜8回は通読したと思います。まあ、暇だったというのもあるかもしれません。その後過去問6回分ぐらいやってみて、テスト当日を迎えました。
テスト当日は午前中に英検準1級の二次試験の面接がありました。世界遺産検定までは3時間ぐらいあったので、面接の控え室で黙々と最後の追い込みをして、頭に入らないところは手で書き出したりしていました。試験会場にはギリギリで着きましたが、年齡層は大学生ぐらいの方から50代60代ぐらいの方までいたような気がします。試験自体はギリギリまで粘って勉強していたせいもあり、かなり手ごたえがありました。30分を過ぎたら退室しても大丈夫なのですが、結構沢山の人が退室して、最後まで残っていたのは1/3ぐらいになりました。私は外に出るタイミングを逃したので最後までしっかり見直しして提出しました。次の日に家で解答を見たら8割ぐらい取れていたので、合格を確信しました。合格通知はすっかり受けたことを忘れた頃に届きました。
このテキストを読みまくっている間に行ってみたい世界遺産がさらに増えました。「メキシコ国立自治大学の中央大学都市キャンパス」「ヴァイマールとデッサウのバウハウス関連遺産」とか近現代建築は元々興味がありましたが、古代ギリシャのすっきりした建築にも興味が出てきました。元々興味のなかったゴシック建築のケルン大聖堂とか、ストラスブールのグラン・ディルとかも、何度も写真を眺めている間に気になってきました。アルゼンチンのロス・グラシアレス国立公園みたいな自然遺産も惹かれるものがあります。でも、まずは日本の自然遺産の屋久島と知床に行ってみたいなあ。
合格最低点より20点ぐらい高い得点が取れたので、機会があれば1級の勉強をして受験してみたいです。
最近のコメント