タ・プローム遺跡へ。
遺跡に絡み付くガジュマルの木は時間という概念がそのまま固まってしまったかのようです。
食事と休憩を経て、いよいよアンコール・ワットへ。この旅行で一番楽しみにしていたものの一つです。アンコール・ワットが近づいてきたときの胸の高鳴りは凄いものでした。アンコール・ワットを囲む濠では子供たちが水遊びをしている。
次第にアンコール・ワットが近づいてきます。様々な角度から写真に収めました。
長い参道は観光客でいっぱいです。
長い参道を抜けるとアンコール・ワットが姿を現しました。近づいていけばいくほどこの寺院がどれほどまでに奇妙な建築であるのかわかってきます。スールヤヴァルマン二世という人物が建立した、ヒンドゥー教三大神の一人であるヴィシュヌ神に捧げられた寺院かつ墳墓であるということですが、一人の人物の誇大妄想が完全な形で具現化しているという点ではバルセロナのガウディ建築とも共通したところがあるかもしれません。バルセロナにも行ってみたいんですよねえ…。
アンコール・トムと同様、いや、それ以上にアンコール・ワットの回廊も気が遠くなるほどの量のレリーフで埋め尽くされている。これらは叙事詩「ラーマーヤナ」を元にしたレリーフ。
まだ下書き状態のところも残っていたりします。面白いなあ。
回廊の内側には沐浴のための池があったそうです。今は水は抜かれている。
ここがアンコール・ワット中心部。天井の石がきちんと直角に組まれていることに驚嘆。
私はさらにアンコール・ワット奥深くへ足を踏み入れました。
つづく!
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