朝早く起きて、身支度をしてグラスゴー・クイーン・ストリート駅に向かいます。ホテルのレストランはまだ空いていないので何も食べていません。天気はずーっと小雨が降っている感じ。
駅に到着し、改札で係員に日本で買ったチケットを見せると鍵で自動改札を開けてくれた。目の前にあと数分で発車するエディンバラ行きの電車があったので、それに飛び乗りました。
車内には自転車をくくりつけておくスペースがあったりと、かなり機能的。日本の電車も見習うべきだと思います。スコットランドは自転車使ってる人がかなり多いですね。
車窓からは時々牛や羊たちが見えます。スコットランドらしい風景に胸が熱くなります。
ぼんやり外を見ているといつの間にか綺麗な虹がかかっていました。これほど綺麗な虹というのを初めて見ました。周囲の人を見てもそれほどびっくりしている様子もないので、ひょっとしたらスコットランドでは日常的なことなのかもしれませんが、私は涙が出そうになってしまいました。虹はすぐに消えてしまいました。
一時間ちょっと電車に揺られるとエディンバラ・ウェイバリー駅に到着しました。左の電車が私が乗ってきたもの。丸くてかわいいですね。
グラスゴーの駅と同様、この駅もとても明るいです。なんで日本の駅は自然採光にしないんでしょうね?
エディンバラ旧市街に向かって歩き始めます。土産物屋が立ち並んでいるがまだどこも開いていない。なんて綺麗な街並なんだろうか。
いつの間にかエディンバラ旧市街に入っていました。ここは街全体が世界遺産になっていますが、それも頷ける綺麗な街です。人口はグラスゴーの半分ぐらいなので規模は大きくありません。古都といった趣き。
やっとポンドに換金できたので、そのお金でスターバックスに入った。スタバは世界中どこに行っても外れというものがありませんね。
朝早すぎてどこの店もやっていないので、旧市街の東にあるカールトン・ヒルに登ってみる。
カールトン・ヒルを登ると様々なモニュメントが見えてくる。大きな犬を散歩させている人たちがいる。
ネルソン・モニュメント。ここから観ると景色が綺麗なんだそうですが、ここも早すぎて開いていなかった。残念。
街を見下ろす。実はエディンバラは海が近かったのだということに気がつく。そのせいか街の中にはかもめが沢山います。グラスゴーにもかもめは多かったです。
カールトン・ヒルから見えるエディンバラ中心部。
写真を撮りつつ街に戻ってくる。GRD4のブリーチバイパスモードがよく似合う街です。
歩きながら、アノラック(フード付きのナイロンジャケット)というのはスコットランドの気候に実に適した衣服なんだな…と考えていました。たまにさーっと雨がふり、すぐ雨が上がるというのは傘をさすほどではなく、雨に濡れても歩いているとすぐに乾いてしまいます。そういうときにアノラックを着てると雨が降ったらフードを被るだけでたいていやり過ごすことができます。そう考えると別にアノラック系のバンドたちはファッションでこれを着てたのではなく、合理性と実用性から着ていたのだなとわかりました。私もこの旅行ではアノラックみたいなものを着ていたのですが、結局傘は一本も買わずにスコットランドスタイルで過ごしていました。
続く。
最近のコメント