Teenage Fanclub来日公演に行ってきました。

10/20（水）のティーンエイジ・ファンクラブ日本公演に行ってきました。今月は5日ぐらいしか休みが無かったんですが、運良く指定休の水曜と重なっていたので。私はほとんどライブって行かないんですが、ティーンエイジ・ファンクラブとなれば話は別です。

ネタバレ気味なので一応畳んでおきます。

 渋谷O-EASTはほぼ満員で、客層は上は40代ぐらいから下は10代後半ぐらいに見える子たちまでいます。皆取り立てて高級そうな服を着てる訳ではないんですが、やはりどことなく都会的で知的な感じ（自分もそう見えていることを願います）。ティーンエイジTシャツを着てる人も沢山いて、私も何か欲しかったんですが今月は金欠なので物販はスルー。ボルヴィックを飲みながらひたすら彼らが出てくるのを待ち続けます。

 

7時数分を過ぎたころノーマン、ジェラルド、レイモンド、フランシスとキーボードの人入場。私は個人的にベースのジェラルドのファンなので、あらかじめ向かって右側に陣取っておりました。いやー、それにしても華が無い（笑）一応フロントマンなのにノーマンはそこらへんで買ってきたような灰色のタートルネックの長袖Tシャツ。他の四人も似たようなもんです。

 

ライブはいきなりの「About You」でスタート！うう…昔部屋の壁に貼ってあった「ソングズ・フロム・ノーザン・ブリテン」のポスターを眺めていた青春時代を思い出し涙…。彼らのライブを観るのは初めてなんですが、思ってたよりかなり安定感ある演奏ですが、同時にアマチュア的な粗っぽさが絶妙に残されてます。そこらへんがただの懐メロに堕してないところであり、十代の子を惹きつけてるのもそれが理由なのかなとか考えていました。「Start Again」とか「I Don't Want Control Of You」（好きです！イントロの音がデカ過ぎてみんなびっくりというアクシデントあり）とか「Ain't That Enough」（好きです！！）とか「ノーザン・ブリテン」の曲が多くて凄く嬉しかったです。あと私が一番好きな「Discolite」をやってくれて嬉しかったです。しかし この曲もそうですが、一人黙々と（というかつまんなそうに見えることもあります）後ろに引っ込んでベースを弾いてるジェラルドが私はやっぱり好きです。淡々とやってるけど実は全然手を抜いてない感じでね…。陽のノーマン、サイケっぽいレイモンド、陰のジェラルド（もちろんそんなに単純な棲み分けではないんですが）、皆好きですが。新作からも数曲やって（やっぱりちょっと客のテンションは落ちる…良い曲だと思うんですけど）、「Mellow Doubt」「Radio」「Your Love Is The Place Where I Come From」とか定番曲では大盛り上がり。極めつけは「Sparky's Dream」（超好きです！！！）に「The Concept」。アンコールは四曲やって、最後は「Everything Flows」でシメ。あっという間の2時間弱でした。ほんとに今一番好きな現役のバンドの一つだなあ、と思いました。また来日することがあったら必ず行きたいと思います。

 

ちなみにこの日はノーマンの45歳の誕生日で、二回ほど会場からハッピーバースデイの歌が聴こえてきました。すごくいい雰囲気のライブでした。ノーマン、誕生日おめでとう！

Comments

[投稿情報: 主宰]

最近彼らの楽曲をほとんど聴いてなかったからなぁ。
また聴き直そうっと。

[投稿情報: yoji]

私はライブ直前はあえて聴かずに飢餓状態を作って行きましたよ（笑）ほんと最高でした！

[投稿情報: kisshee]

すてきなライブレポありがとうございます。読んでいるだけで興奮でした。思わずじゃっかん目から汗が…。
"Songs From Northern Britain"は名盤ですよね。すべてが好きです。

[投稿情報: yoji]

私も目から汗状態でした。というかずっとニコニコしてましたね。ノーマンがずっとニコニコしてるんでどうしても釣られてしまう感じでした。