今年は海外でも行っちゃおうかと思うほど夏休みがいっぱいとれたので、カブでどこまででも行ってやろうと目論んで東海道を走っていたんですが、箱根を越えて富士市ぐらいに入ったらあまりの暑さ（家に帰って気づいたんですが、今年の最高気温だったんですね）と渋滞に頭がぼーっとしてきました。こりゃたまらんとマックに飛び込んで、どうしたものか、と考えていたらだんだんどこへも行く気が失せてきたので、帰ることにしました。うーん、こんなのカブ買って以来初めてだなあ。カブ熱冷めてきてるのかな？
帰りに茅ヶ崎あたりで水着の女の子たちを眺めていたら多少元気が出てまいりました。鎌倉のスターバックスで休憩して、そのまま東京へ。東京へ入っても渋滞は一向におさまらず。帰りにほんと久々に面影橋号を買った初台の「モトメビウス」に寄り、ずっと気になってた割れたレッグシールドの交換をしてもらい、近況報告をして帰って参りました。あと多摩テックのイベントで配られたというカブ50周年の冊子ももらいました。
まあとにかく時間だけは余ったので、今年の夏は図書館行ったりプールで泳いだりしてのんびり来し方行く末を考えたいと思います。
全てを失った私の最後の冒険が始まります。
無事帰還しました。総走行距離は驚愕の1025km！
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ちょっと昔、某・元プロサッカー選手（で現在は旅人？だっけ）のかたが「旅とは人生であり、人生とは旅である」云々とおっしゃっておりましたが、私はこのツーリングの後半でずっと、「もし人生というものを旅に形容できるのであれば、死（また、どのように死に向かっていくか）もまた旅の中に見出せるはずだろう」といったようなことに思いを巡らしていました。兎角ソロツーリングというのは内省的になりがちなのです。
それにしても、楽しかったです。
郡山から約130kmをノン・ストップで宇都宮まで来ました。さすがにお尻痛いです。考えたら土地土地の名産というものを全く食べなかったなあ。別にいいけど。
画像は今回のツーリングから導入したカリマーの馬鹿デカいバックパック。やっと使いこなせるようになってきました。
福島を軽くスルーして郡山の健康ランドまで来ました。まったく申し訳なくなるほど快晴です。しかし健康ランドの中身ってデジャ・ヴか、ってぐらいどこも一緒ですねw 破格で寝る場所提供してもらってるから文句なんて言えませんが。これがないとネットカフェにすら居場所がないという「ネットカフェ難民・難民」になってしまうのです。
しかし私も厚かましく色んな場所で眠れるようになったもんですな。成長、と言えるんだろうか…。
仙台の漫画喫茶で夜を明かしました。「頭文字D」読んでましたw これから松島を観に行きます。しかし凄い霧だ。
もし皆さんがバイクで東北地方を旅行することがあったら、決して夜中に一人で山形―仙台間の笹谷峠を越えてはいけません。私はかなり鈍い（愚鈍な）ほうですけど、ほんと怖かった。冗談抜きでいつ熊が飛び出してきてもいいように身構えてました。
[追記]
仙台はほんと霧が凄かったので、これから先「仙台」って聞くと「霧」というイメージしか沸いてこないかもしれません。
松島の画像。
軽い峠を越えて山形に来ました。ほんとは山形牛食べるつもりだったんだけどどこも閉まってるから次に進みます。
シールドが昆虫の死骸でびっしりです。
朦朧とした意識の中新潟に着きました。とりあえず健康ランドで仮眠とったので風呂に入ります。さてこれからどうするか…。しかし新潟は街並みが綺麗だわ。
ずっとケツメイシ「よる☆かぜ」を聴いてました。
まだ全然雪があります。快晴になったのでレインスーツ脱ぎました。
ほぼ休まず前橋まで来ました。何気にカブでは初の群馬です。雨はしばらく止みそうもないです。路面がトゥー・スリッピー！
私の旅はいつもここから始まるのだ。
今日池袋の裏道でロケ中の愛川欽也に遭遇しました。私立探偵的な格好をしてました。うらやましいですか？そんなことないですよねー。写真は豊島区役所脇の有料駐輪場に停められた面影くん…。
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先日突然歯が痛くなったので、ネットで探した近所の歯医者に行ってきました。日ごろの無茶苦茶な食生活がたたったのかばっちり虫歯になっていたようで、親知らず二本抜かなきゃならないそうです。以前通っていた歯医者も近所にあったんですが、そこは受付のおばさんがサービス業のサの字も解していないかのような御仁で（何で歯医者に行くぐらいでこんな嫌な気分にならなきゃいけないんだ、と母親と意見が一致したことがあります…母親も同じ歯医者に通っていたので）、二度とあんなとこ行くかと思っていたのです。新しい歯医者は凄く新しくて綺麗で、インテリアも含めなんかもう「BRUTUS casa」から飛び出してきたかのような感じですw 私の人生においてなかなかそういった空間に触れる機会が無いので、通うのが割と楽しみです。というか元々私は歯医者が結構好きなんです。
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原付の任意保険に入ることにしました。私は今まで無事故だし、これから先もまず間違いなく事故は起こさないと言える自信もあるけど、そんなこと言ってる人が一番危ないんだろうな。
休日に街をぐるぐる走りまわって買い物をしている合間に（最近はどうも日曜のほうが忙しい）、新荒川大橋を渡っていたら右手に延々と続く桜並木が見えました。ロクにお花見もしていなかったし特に急ぐ用事も無かったので、近くのコンビニでお茶とアメリカンドッグ（五年ぶりに食べた）を買って、一人でお花見をしました。もう葉桜になりかけていましたが、ときどきふわっと風が吹くと花びらが流されていくのは美しいし、確かに一年で今しか味わえない感興があると思います。
それにしても、確かに桜は散り始めてるとはいえ、天気が良くて風が無い日曜日なのにここはあまり人がいません。まだまだシートなんかを広げられるスペースが沢山あります。ひょっとしたらここは穴場なのかもしれません。
桜を眺めるのにも飽きたら、土手に長々と寝そべって、社会人が白球を追っているのを眺めました。リトルリーグを見ているより落ち着くのは何故なんだろう？
退勤後、後輩にCD焼いてあげたお返しにラーメンおごってもらうことになっていたことを思い出して、アリオ川口前の公園に呼び寄せました。しばらく待っていると、普通の人だったらうちに置いてあるバイクとは全く同じに見えないであろう、と思われるリトルカブが到着（遅いよ）。まず腹ごしらえということで蕨―南浦和間にある「とんとん亭」でラーメンを啜りながら近況報告。以前「不知火」のことを書いたんですけど、比較的近くにあるここもいつ行っても美味しいのです。
その後六本木にでも行ってみるかということになって、深夜二時ごろになっておもむろに産業道路→122号→明治通りで都内に侵入。王子→池袋→新宿、と経由。さすがに道も空いてるし、久しぶりにこういう無駄にダラダラ走るのは楽しいです。なんとな～く外苑西通りに入って、神宮外苑へ行ってしまいました。銀杏並木で数枚写真を取りました。すっかり葉の落ちた銀杏並木もなかなか捨て難いですね。
身体が冷えてしまったので、なんだか六本木に向かう感じでもなくなってしまいました。明治通りをUターンして、高田馬場のマクドナルドでコーヒーを飲みつつ、とめどなく主に4WD車関係の話をいたしました。それにしても最近のマックのコーヒーって結構美味しいんですね。ちょっと驚いてしまいました。お代わりできたし。
夜が明けてくる頃までだらだら喋って、朝の五時ごろ帰宅しました。こういう無意味なことって、何歳ぐらいまでやってていいものなのだろうか…。
東川口「2りん館」にて、面影君のオイル交換し（てもらい）ました。実は先日帰宅途中にハッと下をみたら、エンジンオイルを入れるところのキャップが外れかかって、オイルが噴き出して、マフラーとか足とか、そこらじゅうにエンジンオイルが飛び散ってました。こりゃヤバいと思ってしっかり締めなおして帰ってきたんですけど…いや、こんなことあるんですね。一応エンジンオイル量を見るとそれほど出てなかったみたいで安心したんですが…。でもこれは代えどきということかな、と思って一応オイル交換に出したわけです。
ちなみに私はオイル会員なので、工賃→タダ、オイルも持ち込みなのでタダ、ということで全て無料でやってもらいました。我ながらヤな客であります。
キャブトンマフラーがパンパンいうし、音がうるさいし…ってことでノーマルマフラーに戻してしまいました。この静けさ、懐かしいですね。房総半島一周ツーリングを思い出してしまいました。このマフラーで全然構わないんだけど、洗車しづらいんだよね。
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足立のNAP'Sでマフラー取り付けてもらったんで、その後環七をずっと南下して、方南通りで左折して新宿に行きました。久々に人がいっぱい歩いてるのを見ると新鮮です。西新宿にまた新しいビル出来てるし。それで、新宿の新星堂でギターのカポタスト（同じコードフォームを押さえてるのに、違うキーで弾くことが出来るという優れもの）を一つ買いました。高校生の頃から使っていたのが壊れたので…。しかしカポタスト売り場に行くと私の想像していた形のものが一つも無くてちょっと焦りました。どれもどうやってネックに取り付けたらいいのかわからないものばかりで。店員に聞いたら丁寧に付け方教えてくれたんだけど、しかし、カポタスト一つを見るだけでも世の中が日々進化してることがわかりますねえ。
先日久々に早稲田に髪切りに行ったので、帰りに面影君の心のふるさととでもいうべき、都電荒川線の面影橋駅に立ち寄りました。ここは大学に通ってるころに数えられないぐらいカブで通った、新目白通り沿いにある駅なのですが、実際に降り立って周辺を歩いてみたのは初めてでした。特に買い物が出来そうなところもないけど、一歩裏手に入ると静かで実にいいところです。頑張れば目白にも高田馬場にも歩いていって買い物することができるでしょうし。おまけに神田川沿いはずううっと桜の木が植えられていて、春になると凄く綺麗なんです。
こちらによると、かの太田道灌の「七重八重～」の話が実際にあったのがこの面影橋周辺だったそうです。この話は私は昔古典落語全集を読んでるときにパロディとして出てきた覚えがあります。女の役を奥さんにやらせて、自分が太田道灌役をやって失敗する、というような話だったような。そのせいもあり、面影橋は神田川にかかる橋の中でも知名度の高いものの一つなんだそうです。
さらにこちらによると、面影橋という駅名の由来は、
昔、この近くに住む和田某の娘お戸姫が、その美貌ゆえに次々と災難に会うのを苦に髪を切り、深夜この橋の上で変わり果てた自分の面影を川面に映したという悲話による
とのことです。しかしよく考えてみれば私にも面影君にもおよそ関係なさそうな話題だなあ。また面影橋は田山花袋「生」や、阿刀田高「面影橋」などの文学作品にも登場しているそうであります。
そんな面影橋にまつわる因縁を知ってか知らずか、哀れな面影君は終始どうでもいいといった素振りで、乗り手にバシャバシャとしょうもない写真を取られ続けているといった、寒風吹きすさぶ、とある一月の一日でありました。
オークションでPOSHのアルミサイドスタンドを2000円ほどで入手したので、早速面影君につけてみました。なんかスッとしていいですね。純正度が3％ぐらい落ちた気がします。これぐらいならささっと交換出来るようになった自分にちょっと進歩が見られました。
近所のスタンドに止まってふとメーターを見たら5002kmでした。惜しい…5000kmぴったりで止まる予定だったんだけど。意外と面影君で走ってないんだな。
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ここ数年私の頭を悩ませている問題の一つは、スピッツの歌詞の一節であります。平和といえばあまりにも平和な話なんですけど…。スピッツの「愛のことば」という名曲に、こういった一節が出てきます。
昔あった国の映画で
一度見たような道をゆく
なまぬるい風に吹かれて
検索かけてみても誰も疑問に思ってないみたいだけど、この「昔あった」という修飾部は、いったい「国」と「映画」のどちらを修飾しているのでしょうか？まあでもこの答えは自ずと出ているようなもので、「国の/昔あった/映画」と入れ替えてみると文意が通じなくなるわけで、「昔あった国」と考えるのが妥当だと思うわけですが、それじゃあその「昔あった国」ってどこ？という疑問が、当然、出てきます。昔あって、今は無い国の映画…皆さんは観たことがありますか？どこの国の映画なんだろう？チェコスロバキア？東ドイツ？…と考えてきてハッと気が付いたんですが、これは旧ソヴィエト連邦のことを指しているのではないか？因みに私は「昔あった国」の「映画」は、旧ソ連のものぐらいしか見たことがありません。エイゼンシュテインの「戦艦ポチョムキン」「ストライキ」を大学在学中に観ました（それで、「ストライキ」のレポートを書きました）。あとトルストイの「戦争と平和」の映画も観た覚えがあるんだけど、あれはソ連で製作されたのかどうか、釈然としません。ひょっとしたら草野マサムネさんはロシア映画のマニアだったのかな。
カブに関して。今年は超・ロングツーリングに行きたいと思います。どこに行くかは全然決めてませんが…。それで、その様子を動画に収めてYouTubeにアップロードしてBlogで公開する、ぐらいベタな感じで攻めていきたいと思います。画像はSANYOのZactiなんですけど、これずっと興味あるんですよね。
あと最近上司から140-150ccのエンジンをカブにマウントできるということを聞きまして、にわかに興味が出てまいりました。ノースマリン号はもう40000kmぐらい走ってるから、もしエンジンが駄目になったら中華エンジンを乗せるというのも悪くないかもしれない。もうガワは市場価値ゼロみたいなもんなんですから…。150ccのエンジンを積んでリトルカブで高速道路を走る、と…。ひょっとしたら日本で初めての試みになるかもしれない。そういうの、私は結構好きです。夢が広がります。
その他、カブの直したい点（自分用）
[面影君]
・マフラーを純正に戻す
・アイドリング中にウィンカーが止まることがあるから、直す
・レッグシールドが割れてるんで、なんとかする
[ノースマリン号]
・ブレーキパッド交換
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