ONE YEAR BLOG初の日本人のアルバムです。小沢健二さんの「犬は吠えるがキャラバンは進む」。前の私のサイトにも一度書いたことあるんですけど、まだ上手く掴みきれてないのでもう一度書かせてください。
このアルバムの近似値としてよく挙げられるアーティストは、例えばミーターズとかスティービー・ワンダーとかスティーリー・ダンとかリトル・フィートだったりするわけだけど（←最近のこのBLOGと似た傾向でもある）、ほんとにそうか？と思ってしまう。聴きこめば聴きこむほどルーツがわからなくなっていく。…やはりこれは、90年代の日本、ひいては小沢氏の頭の中にしか成立しなかった音楽だったのだ。イージーな言いかたをさせてもらえば、「こんな音楽どこにもない」。
…あえて言うならミーターズやリトル・フィートの影響は、非常にシンプルでありながらドクドクした息吹を感じるリズム・セクションに見受けられるし、洗練されたホーン、ストリングスはスティーリー・ダンとも比肩できる。何言ってるんだ？と思われるかもしれないけど、これはほんとに「音楽らしい音楽だ」。逞しいバック・トラックと、そこに乗る小沢氏の頼りないヴォーカルとドラスティックな変革を遂げた歌詞は文字通り"胸に突き刺さる"。それ自体ではなく、変革自体が。
これは去年買ったエピフォンの335モデル。日本製のエリートラインってやつです。10万ぐらいしました。正直私が持ってるものの中で一番高い。ひょっとしたら私以上に上手い人（無数にいる）に使ってもらったほうがこのギターも喜ぶのかもしれない。
今日はこちら。彼らの残した4枚のオリジナル・アルバムの中でももっとも地味な一枚、ですが後に1st同等の扱いを受けることになる一枚。製作中に機材を盗まれたらしいんだけど、それがもろ影響してアンプラグドな感じになっております。この後のルー・リード自身にとっても重要な数曲が含まれている。
「殺人ミステリー」のポエトリー・リーディングは適当にやってるように見えて実は超計算されてるものだと思う。
今日はこちらのリンダ・ルイスのアルバムでもどうぞ。私は彼女の最近のアルバム「セカンド・ネイチャー」（←たしか300円）がずっと好きで、しばしば聴いてます。70年代から第一線のかたなんで、結構お歳をお召しになっているとは思うんですが、若々しく瑞瑞しい声です。おそらく天武の才というのはこういうのをいうのでしょう。
これは彼女の70年代のアルバム。変わらぬ才能に魅せられましょう。
有名な人の無名な作品。"Keep on running"はスペンサー・ディヴィス・グループとは同名異曲ですが、私は両方とも大好きなのです。
FenderのJazzbass。ベースは全然上手くならないね。尊敬するベーシストはウィリー・ウィークス。
しかし…左上のカレンダー見てみると今月は結構BLOGサボりましたね。半分ぐらいしか埋まってないじゃないか…。
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今日の渋盤はこちら。
写真で一言。
「んー5-0で広島勝ってる」
先ほど推敲しまくってた文章を書いてる途中でフリーズしたので全然異なる内容の文章書きます。けっ（←畳のけばをむしりながら）
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さてこれは…同じく御茶ノ水で一万円以下で買ったガット・ギター。勿論澄み切った音はしませんが、小回りが利くし、なんつっても軽いので結構重宝してます。ボサノヴァに限らず何でも弾きます。オープン・チューニングにしてニック・ドレイクとかも弾きます。
禁煙は順調に続行中です。ニコレットも止めました（医者に止められたから）。
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昔から「私の使用機材は〜」とか書いてるサイトを見ると「うわかっけーなあ」と思ってたので、私もそんなことをやってみようと思います。
これは私が高校時代から使ってるアコギです。高校の入学祝で両親に買ってもらいました。たぶん7、8万だったと思います。御茶ノ水の黒澤楽器で買った。「スタッフォード」とかいう黒澤楽器オリジナルのメーカーです。
なんだかんだで7年ほど経った今でも最も触る回数が多い一本です。なんか最近になってよく鳴り始めるようになった。さっきもニック・ロウの「恋する二人」弾いてました。
渋盤…という言葉を眺めてたらキンクスを思い出した。市井の人の生活を描写するという、他の芸術では当たり前の考えをロックに持ち込んだ…という点では彼らもまたロックの開拓者の一人。
彼らに関しては全然詳しくないんだけど、渋盤という視点で捉えると'66年発表のこのアルバムを推したいです。良ジャケだしね。
今日から何回かにわけて地味渋なアルバムを紹介していきます。まあ今までもそんな感じだったけどね。だいたい「一年間」だってそう思われてるのかもしれないし…。
まず一発目はこれ。フランキー・ミラーのファースト。パブ・ロック人脈の…っていうよりイギリス人の歌う純然たるサザン・ソウルといったほうが近い気も。フェイク感は希薄。
裏ジャケにクレジット書いてあるんだけど、ブリンズリー・シュウォーツの面々が全面的にサポートしてる模様。
しかしこの人oasisのリアムさんに似てない？
これも最近好きになった１枚。個人的に、邦楽より外国の音楽のほうがじわじわと良さが伝わってくることが多いです。邦楽はラジオとか有線とかテレビを通して一発で気に入ることが多い。
アル・グリーンは、まことに恥ずかしいことですが、最初聴いたときは「…8ビートの曲だけじゃん」とか思ってしまいました。
聴きこむとそれがくせになります。ハイ・サウンドの名盤。
ファズ・ギターがたまらん。
ネットで携帯の壁紙探してたら、ゾンビーズの「フレンズ・オブ・マイン」の、なんとクリス・ホワイト直筆の歌詞見つけた。これゾンビーズで一番好きな曲なんです…。
縮小しないで載せときますね。
今これ聴いてます。んー良いですね。色あせない。UKソウルの代表というとマッシブ「ブルー・ラインズ」よりもこっちのほうが思い浮かぶ。「ブルー・ラインズ」はブリストル・サウンドの金字塔だからねえ。
サボりすぎましたね。すいません。
こちらのサイトでスピリチュアライズド「宇宙遊泳」の最初のアナウンス（映画「ソフィーの選択」からのサンプリング）をダウンロード出来ます。私は早速ダウンロードしてWindowsの起動＆終了音に使ってます。
いや受験生の入試が終わったにもかかわらず休めませんね。
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今日はこれ聴いてました。「ウォーク・オン・バイ」にしても「恋はフェニックス」にしてもさらに壮大なアレンジが施されてます。バックはバーケイズ。
やっぱり私はほっとくと防衛本能のようなものが勝手に働いて、プライバシーを明かさない方向に行ってしまいがちみたいです。でもこれはネット上のコミュニケーションのなかで自分を守る為にはかかせないことであると思うので、私が臆病なだけなのでしょう。一体こういう指向がどういう風に形成されてきたんだろう？
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最近ずーっと持ち歩いてるCDはこれ。アル・クーパーの「ニューヨーク・シティ」。
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