高橋是清邸。昔日本史で出てきたな。一階の展示を見ると日清日露戦争時も外貨を獲得するために文字通り東奔西走していたことがうかがえます。
ボランティアの方のお話によると、1936年に二・二六事件により、こちらの寝室で命を落としたそうである。寝ているところを青年将校に叩き起こされたという説と、座っているところを撃たれたという二説があるそうですね。
青年将校はこの階段を上ってきたそうである。雪の中、白い息を吐きながら頬を緊張で固くした青年将校がこの階段を上ってくるところをしばし想像してみる。そしてそこをおばさんたちは実にカジュアルに上り下りしている。
神田の万世橋にあったという交番。
竹馬は懐かしいなあ。昔家にありました。すごい下手でしたけど…。一輪車も苦手だった…。
東ゾーンへ。ここは明治から昭和初期の建築が再現されています。ところでみんな高そうな一眼持ってるなあ。
煙草屋。知らない銘柄ばっかり。
鰹節の売り方が凄い。猫がいたら商売にならないだろう。
荒物屋。今でいう雑貨屋か。
よくこんなに細かく集めたなあ。
那覇、ではなく花屋。
物干し台と井戸。井戸はちゃんと水が出ました。
旅館。
銭湯。うちの近所にもこんなところがあったけど潰れてしまいました。
女湯に入れました。いいのか?いいのか。
こども服ハトヤの看板がかわいい。
居酒屋。なぜか落ち着く。
ほとんどすべての家を見学し、日が暮れる前に満ち足りた気分で江戸東京たてもの園を後にしました。また一つ東京のお気に入りの場所が増えました。
日本式の建築ばっかり見てたら蕎麦が食べたくなってきたので、荻窪の老舗「本むら庵」に来ました。店も広いけど駐車場が大きいのがいいですね。
スタンダードなせいろ蕎麦を食べました。美味でした。
できれば西荻窪のレコード屋「雨と休日」に寄って帰りたかったのですが、定休日だったので大人しく帰宅しました。帰り道に環八と川越街道の交差点のドンキの横を通りましたが、8〜9年前の、この先一体自分の人生がどうなるのか見当もつかなかっためちゃくちゃな時代のことを思い出して感傷的になっておりました。当時は自分が混沌としていることにも気づいていないぐらい混沌としていたのだろう。今だって先のことなんて全然わかりませんけれども。
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