香港旅行記 2014 2日目-3

九龍半島・旺角周辺のストリートマーケットをひたすらに散策する。

香港には残念ながら世界遺産というものはありませんが、つまんない世界遺産など観ているより香港のストリートマーケットを観てる方が断然面白いと思います。スターフェリーとトラムは世界遺産級だと個人的には思うのですが。

赤いランプとドリアンの組み合わせはとても香港らしく胸が熱くなります。とにかくやたらと新鮮な食べ物が溢れている街が香港だと思います。今日の食べ物は今日買って、いつでも新鮮なものを食べているような印象。

金魚街へ。定番の光景。ここも以前より混んでいる印象。みんな儲かってるんだな。

ふと一軒の店を覗いたら女性が何か白い塊を買っていました。よく見たら死んだ白いネズミを丸ごと冷凍したものでした。お店の若い女の人も平然と袋にぽいぽいと入れていました。

香港ではサソリもペットとなります。しばらく観てたのですが、意外とかっこいい。カブトムシ的扱いなのかな。

小さな亀の置物を買い、ここを後にする。

ベトナムでもタイでも香港でも市場の写真ばっかり撮っている。おそらく珍しいからだろう。

あまりの人の多さに疲れて、こちらの昔ながらの冰室に入る。

巨大なシーリングファンがぐるぐる回っていて、人も少なくて涼しい。タイルも美しい。香港映画にもよく出てくるお店なんだそうです。タイル＋シーリングファンの組み合わせはかなり香港ぽい。

クラブハウスサンドイッチとコーヒーを食べる。トーストしてあるパンが薄くて美味しい。凄く丁寧に作ってる印象です。ウェイトレスは何故か横を通る度に私のテーブルを触ってくる。おそらく癖なのであろう。

再び街に出るとそこはまた市場である。

物売りの威勢のいい声が響く。どの野菜も見るからに新鮮です。

よく考えてみれば日本のスーパーマーケットも好きなのです。

唐突ですが香港のヴェスパ・コレクション。

今回香港に行ったらオールド・ヴェスパが目につきました。最近のオートマじゃないヴェスパです。

どのヴェスパも後ろに銀色の大きなボックスをくくりつけている。実用的でかっこいい。

香港の肉屋と魚屋が好きです。なんかじーっと見てしまう。大きい鯉とか叩き切っているのを見てるとテンション上がってきます。

だらだら汗をかきながら歩く。

上海街にて食器などを物色する。あんまり香港らしいものが無かったので移動。レストランなんかで使ってるあの丸いまな板はこういうところで売ってるのか。

日本人に大人気（らしい）マカオ発祥の牛乳プリンの店に来てみる。日本人が沢山いる。外国で日本人と会うとなんか気まずいのは何故だろう。もちろん日本語の表示もいっぱいあるのですごい楽。

プレーンな牛乳プリンを頼む。正直あまり甘いものは得意ではないですが、笑っちゃうぐらい美味い。また食べたいもんです。

以前中に入れなかった天后廟に行きお参りなどする。

香港らしい線香。

香港の楽器屋だとギターとかベースではなくこういう感じになる。

ネイザンロードを歩いていると凄い行列ができているので、並んで購入してみる。

一目見るとベビーカステラのように見えるお菓子。しかし一口食べてみると中は空洞で、中はしっとり、外はパリパリ。断言しますが、香港で食べた全てのお菓子、いや今まで食べた全てのお菓子、いや今まで食べたあらゆる食べ物の中でも最高に美味いものの一つでした。育ちの悪さがもろに出てますが美味いものは美味いんだからしょうがない。こんな美味いものがこんなところにあったのか！という衝撃。歩きながら食べていたのですが、思わず立ち止まってしまいました。全部食べちゃうのが惜しい。

 

というわけで、香港に行く機会がありましたら、是非北角鶏蛋仔に行ってみてください。というか東京のどこかで食べられないんだろうか？

 

つづく！