ベトナム・カンボジア旅行記 3日目-1 ホーチミン・シティ編

ホーチミン最終日。

早朝。ホテルをチェックアウトし、パッキングした荷物をフロントに預けて、ホテル近くの食堂（コンビンヤン）で指差しで朝食をとり、てくてくと半ば無目的に歩き始めます。

カブの洗車屋がありました。こんな汚い空気の中であれだけの数のカブが走っているんだから当然賑わっています。

統一会堂。1975年4月には南ベトナムの独立宮殿と呼ばれていたこの建物に解放軍の戦車が突入し、ベトナム戦争が集結した…とのこと。

そんな経緯もありベトナムが社会主義国であることを最も強く感じる建物であります。

統一会堂を後にします。

そして再び戦争証跡博物館へ。当然のことながら中立的な立場を望めるわけもなく、ベトナム側にバイアスのかかった展示です。

この写真は有名ですね。見たことがあります。

1Fはまだソフトな内容なのですが…。

2Fは目を背けたくなるほど酷い写真が並んでいます。

ここに挙げたものはまだまだソフトな内容のもので、実際はより悲惨なベトナム戦争の内容が淡々とかつ克明に示されています。広島の平和記念資料館の印象も強烈ですが、それと同じぐらいショッキングでした。今考えてみればホーチミンでは一番記憶に残っている場所です。

日本の石川文洋氏の作品もあります。

ギロチンというのを初めて見ました。

小屋の天井にはびっしりとコウモリが。

戦争証跡博物館を出ました。ホーチミンの中学校は送り迎えも勿論カブです。校門の前にカブが沢山並んでいる。

屋台の食器はこんな風に洗ってる訳で…まあ腹も壊すというもんです。

屋台の人たちの間を小型犬が縫うように歩く。

ホーチミンの締めくくりにサイゴン川に出てみた。クルーズ船に乗る時間まではありませんでしたが…。

ホテルに戻って預けておいた荷物を受け取り、バスでタンソンニャット国際空港へ。さっきまで晴れていましたが、搭乗ゲートが開くのを待っていると一転にわかにかき曇り、激しいスコールが。

雨期なのでしょうがありません。スコールはすぐ止み、私は飛行機に乗り込みます。結構日本人も沢山いました。みんなホーチミンで乗り継いだのかな？

飛行機は1時間程度のフライトを経てシェムリアップを目指します。

 

つづく！