大月から富士宮市へ。富士山が世界遺産に登録されたということで、観光客が多い。
そういえばロービームが切れていたので、富士吉田の「カインズホーム」で600円ほどでバルブを購入し装着しました。こう、走れば走るほどカブが治っていくというのはなかなか面白いし、気分が良いものです。しかしまだバッテリーは弱っているので、スロットルを煽っていないと止まってしまう状態ではあります。
再び走り出すとなんだか斬新な建物を発見。どうもほうとう屋らしい。観光バスが何台も停まっていました。場所は富士急ハイランドの近く。この辺りではハーレーをよく見かけます。昔はなんとも思わなかったのですが、最近真っ黒にブラックアウトされたスポーツスターとか、かっこいいなあと思います。
青木ヶ原樹海を黙々と走り抜け、富士五湖を周回していきます。こちらは本栖湖。休みなのにのんびりしていて、本栖湖越しの富士山も大変綺麗でおすすめの場所です。オレンジ上司は昔一度このあたりで転倒したのを思い出して動揺したのか、道を逆走していました(笑)
そして、とうとう念願の「さわやか」に到着。ここまでゆうに9時間ほどぶっ通しで走り続けました。入店すると10名ほど並んでいて一瞬たじろぎましたが、しかしここで食べるために西巣鴨から延々走り続けてきたわけですから諦めるわけにはいきません。紙に名前を書いて呼ばれるのを待ちます。
実際には意外とどんどん順番が進んでいって、すぐに席に座れました。大きなため息が出ます。なんかちょっと「コメダ珈琲店」に雰囲気が似てる。
とりあえず「げんこつハンバーグ」というのが有名であるとのことなので、それを二つ頼みます。ここでオレンジ上司は「デミグラスソースになさいますか?オニオンソースになさいますか?」と聞かれ「ミディアムで」と答える本日二度目のボケ。
すぐに運ばれてくると店員さんが目の前でまっ二つに切り、ぎゅーっと鉄板に押し付けてくれます。いわゆる「つなぎ」の全く感じられない、ステーキのようなハンバーグでした。美味しかった。9時間カブに乗って来る価値があるかはわからないけど、美味しかった。
「さわやか」でこの後どうするかを話し合った結果、もう伊豆まで行くのは無理であるという結論に達しました。じゃあどうしよう?ということで、結局前回富士山の五合目まで行ったのとは逆方面から富士山に登り、反対の五合目を目指すことに。
しかし、ここで無念の車両通行止め。物音一つない中ホトトギスが鳴き続けている。もはや鳥の鳴き声でも笑えます。
そこで帰路につくことにしました。山中湖周辺は子供神輿と自衛隊の特殊車両が普通に行き交う、奇妙な光景。
セブンイレブンで休憩を取ってからは、最近ブームの道志みちで一気に都内を目指します。だいたいこれぐらいの時間になってくると眠くなってくる。よく今まで死ななかったと思う。
環七のロイヤルホストで反省会。これが一番面白かったりします。珍しく仕事の話や「ハゼを下ごしらえして冷蔵庫に入れておいたものはやっぱりハゼである」という話をしたりしました。
そんな、去年に引き続いての富士ツーリングでした。このツーリングで完全にカブ気が復活しました。
>オレンジ上司
次は早朝からR246で伊豆に行きましょう。
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