とはいえ私のスーパーカブC90面影橋号は最近ずっとマフラーのつなぎ目からビビり音がして、怖くてツーリングどころではありません。リトルカブのノースマリン号で行く手もありますがただの足手まといとなってしまいます。そこで某月某実、退勤後に自宅にオレンジ上司が来てくれて、近所のコンビニの街灯下で青空ガレージと相成りました(夜ですが)。オレンジ上司がマフラーのつなぎ目の写真をiPhoneで撮ってみると、スタッドボルトのうち一本が途中からボッキリと折れていて真っ青になりました。とりあえず私が面影号に乗り、近所のGSで17ミリのメガネレンチでボルトを緩めて、また青空ガレージに戻りマフラーを降ろし、ダブルナットをかけてスタッドボルトを外すとあっさり抜けました(抜けたときには歓声が上がりました)。手持ちの同じ径のコンビニフックに着いていたボルトをつけて応急処置。まあ、そのうちスタッドボルトを刺してナナカンのマフラーにしたいんですよねえ…。
翌日。前日夜遅くまで作業をしたにも関わらず、朝6時いつもの西巣鴨に集合。給油とタイヤの空気圧を見て出発です。
確か前回は青梅街道で奥多摩に行き、R139で南下したら快適だった覚えがあるので今回もその道を選択。いつも通り赤信号の度に近況報告をしつつ東京を西へと進んで行きます。オレンジ上司のC100は見る度に綺麗になっている気がします。セブンイレブンで休憩をしました。オレンジ上司はセブンイレブンのセルフのアイスコーヒーの美味さに感動していました。
奥多摩へ。へそまんってなんだ?
奥多摩湖へ。天気も良いのでバイクがいっぱい停まっていた。こういうときオレンジさんのC100はいつも大人気で人だかりができるのですが(C100にクラッチがついているので当然でしょう)、今回は私の面影橋号も注目されていました。どうです、かっこいいでしょう(親バカ)。
奥多摩からR139に入り、延々と峠道を走る。久々の峠で緊張する。カーブの度にどんどんオレンジ上司に離されていく。峠はほんとに苦手です…。小菅村というところで、山の中で子供たちが少年野球をしていたのでしばし観戦する。やたらとフォアボールの多い試合でした。
その先の峠で写真を撮る。蜂の飛ぶ音と小鳥のさえずり以外何も聞こえない。とりあえず二人で沢山大声を出してみる。平常運転です。
絶景です。天気が良すぎて遠近感が狂ってくる。山肌を雲の影がゆっくりと動いている。
自分のカブよりC100の写真の方が多い。
しばし進むと深城ダムに到着。ここは前回来たとき橋の上から主のように巨大な魚の上にオレンジ上司が石を投げていたという意味でも思い出深い場所です(笑)
耳が痛くなるほどの静寂を堪能して、我々は大月市街へと二台のカブを走らせました。
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