twitterで作業の進捗状況を追いかけていたし、またtwitter上で評判がすこぶる良かったので、レンタルでも済ませられたのですがあえて身銭を切り買って聴いてみましたが、予想以上に素晴らしいアルバムでした。ゆらゆら帝国は好きだったのですが、実はアルバム単位であまり聴きこんだことなかったのですが、このアルバムは気がついたら勝手にリピートしているというか…。一回聴いてみてぱっとしないなあと思った人も、二、三回聴いてみてください。絶対ハマるんで…。
どういう音楽を下敷きにしたらこういう音楽になるか全然わからないのですが(70年代前半っぽい音だなとは思いました)、一聴すると風通しが良いのによく聴いてみると密室的なバンド・アンサンブルで、コンガやサックス、コーラスが用いられているのに重たくならず、いい意味で物足りなさが残る…だから繰り返し聴いてしまうという絶妙さ(坂本さん自信が弾くベースが鍵だと思うんですが)。「ずぼんとぼう」とか何度聴いても意味がわからない。有り体な言い方ですがここまで「相反する要素が共存している」日本語ロックも珍しい。カーティスの「ゼアズ・ノー・プレイス〜」的にずぶずぶハマっていく音楽です。個人的・歴史的名盤(になるだろう)。
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