石垣島滞在3日目の朝。目覚めた私はチェックアウトするため荷物をまとめてフロントに向かいました。5時ぐらいまでフロントでスーツケースを預かってもらうようお願いしてから、再び離島ターミナルに向かいました。今日の18:30の飛行機で帰らなければならないのです。
午前中は石垣島からほど近い竹富島へと向かいました。ここは八重山諸島の典型的な景色を見ることのできる島です。以前観た蒼井優主演の「ニライカナイからの手紙」のモデルになったのもこの島だったと記憶してます。
竹富島へは石垣島から10分ほどの航海ですぐに到着しました。ガイドブックにはレンタサイクルの店に連れて行ってくれるバスが港に何台も来ている、と書いてあったんですが、一台も姿が見えません。船着き場を掃除していた人に聞いてみるとどうも私は早く来すぎたようです。しょうがないので一人でてくてく歩いて集落を目指しました。
集落にはいくつかのレンタサイクルがあったので、適当な一つの店で自転車を借りて、簡単に道を説明してもらいました。小浜島のようにアップダウンが激しくないし、小さな島なので自転車で回るのが最適なようです。ちなみに自転車を借りると鍵をかけないでくださいね、と言われました。離島ってすごいですね。
白い砂の道が美しいです。ただ島中が観光地化されちゃってるという点が小浜島とはちょっと異なりますね。仕方の無いことなのかもしれませんが…。私が行った日も、どこかの女子校の高校生だらけでした。
しばらく自転車で走ると「カイジ浜」という砂浜に出ました。丹念に探せば星砂を見つけることができるそうです(星砂は小さい生物の死骸らしいですね)。海の透明度も抜群です。女子高生たちはヤバいヤバい連呼してました(それ以外の感嘆句を知らんのか、とおじさんは思いました)。
海沿いの道を少し走って「西桟橋」に出ました。ここはいいですねえ…。シーズンオフとはいえ誰も人がいないし、海も奇麗だし、この堤防の感じがなんともいいです。私の死ぬ直前の走馬灯リスト入りの場所です(笑)。
さりげなく海辺に置かれているベンチもGOOD。元の形の70%ぐらいが浸食されてしまっています。
竹富島は牛車での観光が人気があるそうです。ゆっくりゆっくり進んでいます。30分ぐらいで街の中を一周してくれるそうです(ガイドさんが三線に合わせて島唄を歌ってくれます)。私は時間がなかったのでパス。
竹富島中心部に建っている「なごみの塔」です。頂上には一人分のスペースしかないので、下で人が列になっています。塔とはいえ階段は梯子みたいなもので、足を乗せるスペースも小さいので高所恐怖症の人は厳しいかもしれません。
登ってみるとこんな景色が。世界遺産になっててもおかしくないと思いました。
降りるといい感じのお店があったので、入って黒糖アイスキャンディーを食べました。これは実に美味しかった!アイスキャンディーを買ったらおばさんが星砂をくれました。
竹富島を十分堪能したので、レンタサイクルを返し、バスで港まで送ってもらいました。石垣島でやり残したあることをするために、再び石垣島へ向かう船に乗り込みました。
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