西伊豆ツーリング1

前回の房総棚田ツーリングの帰りに「次回はまた伊豆だな」みたいな流れになっていたので、とうとう3回目の伊豆ツーリングです。初めて行ったのが2006年で、そのときはトラブル満載でそれはそれで面白かった（オレンジ上司のマフラーが落ちたり）。前回は伊豆の真ん中を突っ切って下田まで行ったんですが、ループ橋ぐらいしか見所はありませんでした。そこで今回はいきなり西伊豆に出てしまおうという魂胆です。

いつも通り西巣鴨に待ち合わせ…なんですが7時にオレンジ上司からのメールで起きました。飛び起きて7時半ごろ西巣鴨交差点のセブンイレブン前到着。物理的にありえない早さだと思います（笑）上司はキャブをばらしてました。遅れてすんません。

津久井湖の城山ダムで小早川君と待ち合わせなので、それまでは黙々と走ります。天気は快晴。まだまだ残暑ですが、確実に秋の気配がします。

津久井湖に到着すると小早川君は芝生で寝ていました。ちょっとルートを検討し、道志道を通って行くことに。前回静岡に行ったときと同じようなルートです。

道は日曜にしてはなかなかの快適な混み具合。黙々と距離を稼ぎ、道の駅どうしまでやってきました。前にこの辺まで来たときは五月なのに雪が積もっていてびっくりしたんですが、さすがに今は雪はありません。リッターバイクみたいなのがいっぱい並んでいます。カブは我々だけですが、まあ見慣れた光景です。

山中湖を通り過ぎ（この辺を通るといつもインカレのテニスサークルに対する嫉妬を含んだ憎悪が体内を駆け巡る）、「箱根裏街道」をから沼津に出ました。だいぶ各自弱っていましたがもう少し力を振り絞り西伊豆・内浦の「やまや」という店にやって来ました。こちらは一階が食堂、二階が旅館になっています。iPhoneの「ぐるなび」のアプリで探しました。

店の前はすぐに港です。

小魚が沢山群れています。イカもいました。釣りしたい…。

店内から港が見えて、凄くいい雰囲気です。こういう感じ好きだな。

前に似たような館山の食堂に入ったときはメニューの選択肢は二つぐらいでしたが、今回は沢山あります。目移りしてしまう。私はメギスの天ぷら定食と、鯛汁と、尻高（しったか）を注文しました。とにかく食べたこと無いものを食べようということで。いやしかし「とろぼっちの唐揚げ」も気になるな。

メギスは白身のあっさりした魚で、天ぷらによく合います。尻高は貝のことだったんですね。これも磯の香りがつんときて美味しい。でも一番美味しかったのは鯛汁ですね。これはヤバい。思い出しただけで涎が…。

「やまや」で西伊豆グルメを堪能した我々は次の目的地「大瀬崎」に向かいます。