前回のツーリングから約3ヶ月。オレンジ上司のC100が完成したということで、今年二回目のツーリングが催されました。今回もオレンジ上司と私の二人だけです。みんな忙しそうなのはわかるんですが、ちょっと寂しい。
集合は相変わらずの西巣鴨です。よく考えてみれば今回集合場所について話した記憶がないのにここに来てました。なんというか、すごい。
8時に着いてから30分ほど待つとオレンジ上司到着。初めて肉眼で見るオレンジ上司のC100に大興奮。知らないかたのために言っておきますが、C100というのは現在のスーパーカブの原点とも言えるモデルであり、オリジナル中のオリジナルなのです。細部にいたるまでぬかりなく美しい。それをさらにオレンジ上司の手により現代的なレストアが施されております。ローダウンされてるとやっぱりいいですねえ…。
今回は全く道を予習していなかったため、ひたすらオレンジ上司に着いていきます。途中給油したり地図を買ったりしながら房総を進んでいきますと、ダムの上を通りがかりました。バス釣りをしてる人がいっぱいいます。なんだこのオブジェ…。
途中に人の全然来ない林道があったので、面影君そっちのけでC100の写真を撮りまくりました。
近づいてみるとバッタが止まっていました。
しばらく走ると最初の目的地「久留里城」に到着。バイクを置いてしばらく歩かなくてはなりそうです。駐車場の横で無料の杖を貸してくれます。私は一本借りて登り始めました。
道の両側には紫陽花が沢山咲いていて、目に鮮やかです。何故かわかりませんがみんな同じ色でした。
しばらく行くとだんだんとなぜ杖を無料で貸し出していたのか、意味がわかってきました。久留里城までの道のりがかなり険しいのです。道はちゃんと舗装されているのですが、角度が相当急です。杖が置いてある時点で何故二人とも気づかなかったのだろうか?
ひいひい言いながら途中の資料館に到着しました。ここで久留里城付近で発掘、発見された資料を観ることができます。ここは予想以上に面白かった。土器とか石器とか火縄銃とか、初めて目にしました。私は高校生のとき日本史選択だったので、「そうか、上総掘り(井戸の掘り方です)とかもこの辺発祥なんだよな…」とか懐かしかった。しかしながらここの自販機はほとんどが売り切れなので注意が必要です。
久留里城へはさらに歩かなくてはなりません。しかも着いてみると、大きな声では言えませんがこれが実に大したことないのです(笑)。景色だけは良かったですけどね。もし久留里城に来ることがあったら資料館だけチェックして帰ってもいいかもしれません。
再びひいひい言いながら下山(というのは大げさですが、そのぐらい疲れました)して、次の目的地・大山千枚田を目指します。
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