台北旅行記・3日目

 
3日目。だいぶ台湾にも慣れてきたので、一人で興味あるところをぶらぶらしてみようと思います。

駅まで向かうところにある「ベスト電器（って、台湾にもあるのか）」の横に屋台があって、そこで沢山の人たちが朝からせっせと水餃子を作ってました。美味しそうだったので身振り手振りで一皿買って朝食にしました。

これが水餃子。タレとか薬味は勝手に使って食べる。さっぱりしてて美味しかった。持って行ったガイドブックにも載ってる店でした。

台北の街を歩いていると「日式」って言葉が目に付きます。日本風、ということなんですが、日本はかなり人気がある国のようです。日本語学校も多いし、ダイソーも無印もモスバーガーもありました。それから「セブンイレブン」がやたらに多かった。最初は嬉しかったんだけど、独特の匂いがして（おそらくレジの近くで煮てる何かの匂いだと思うんですが）、最後の頃は店の前を通るのにも「んっ！」と息を止めてる有様でした。

 
この日はまず最初にMRTの駅に行って一日フリーパス券を購入し、地下鉄に乗って「孔子廟」に行きました。孔子を奉る建物として、台北では最大の大きさだそうです。

なんでここに来たのかというと、前の日にガイドさんにここに来ればリスに会えるかもしれないと聞いていたからなんです。何を隠そう私はリスが大好きなのです。残念ながら会えませんでした。この無念はニューヨークのセントラルパークで晴らそう…。しかしここは台湾にしては珍しく落ち着いたところです。ちなみに周辺はバイク屋街のようになっています。

再びMRTに乗って、今度は龍山寺へ。台湾最古のお寺です。

うって変わってこちらは凄い人の数。台北ではお供え物は供えたあと自分で持って帰ってきちゃうんだそうです。だからみんな自分の好きなもの買って行くらしい。そんなら供える必要ないんじゃないかと私なんかは思っちゃうんですが。

お寺と思えない派手な滝があります。

 

総統府。現在も大統領が職務中とのこと。東京駅を作った建築家が作ったそうで、東京駅そっくり。ちなみに周囲にはマシンガンを持った警備兵が何十人もウロウロしております。この写真を撮った直後に恐い顔で追い払われました。

ここが台湾で一番難しい女子高校だそうです。日本で言えば「桜蔭高校」みたいなもんか…。

疲れてきたらスターバックス（台北には結構あって、何度もお世話になりました）に入って休んだりしつつてくてく歩き続けます。

台北のセントラル・ステーション。

再びMRTに乗りこみ、少し前までは世界一高いビルだった「台北101」にやってきました。現在は「世界一早いエレベーター（東芝製）」を推してるそうです。

そんだけ高いビルだから建物の中にでかい鉄球（ダンパー）を入れておかないとバランス取れないそうで、それをモチーフにしたキャラがこちらのダンパーベイビーです。か、可愛くない！

せっかくだから展望台にあがってみようかと思っていたんですが、長蛇の列（しかもそのほとんどは中国人）。一人で中国人の集団と争う元気もないのであっさり退散。しかし下のほうの階がショッピングモールみたいになってるので、結構楽しめました。

カルバン・クラインの店。どうしちゃったんでしょう。

再びMRTに乗り、昨日の鼎泰豊の裏にやってきました。ここは士林夜市ほどではないですが、台湾らしいなかなかいい感じのお店が集まってるゾーンです。

そこでまずこちらの「担仔麺」を食べました。写真は美味しそうに撮れてるんですが、個人的には結構苦手でした。この葉っぱがわりと癖のある味です。味は薄味。まあ、でも他の店で担仔麺を食べたらひょっとしたら美味しいのかもしれない。

その向かいで、これまた台湾名物の「マンゴーかき氷」を食べました。これはめちゃくちゃ美味い！かき氷の上にマンゴーが乗っていて、コンデンスミルクがびゃーっとかかってます。ほっぺたが落ちるほど美味しい。まあ、周囲が台北の女子高生だらけで恥ずかしかったですが。

これでもう台北の食に関しては大満足です。ホテルに帰ることにしましょう。

中正紀念堂の裏を通りました。ライトアップされてて綺麗。明日には台北を去るのが寂しくなってきました。

MRTの最寄の駅で一日乗車券を返して、再びスターバックスに入って実家にお土産を買って（台北しか売ってない湯のみセットがありました）、ホテルに戻ってまたバラエティ番組を観て（驚いたことに日本のプロ野球なんかもやってます）、明日に備えて眠りました。