1号で大磯方面まで行ってから、134号に乗って鎌倉方面に戻っていく、というルートです。海沿いの道を走っていると段々と気分良くなってきました。こういう「当たり前に海があるのに、それを当然のように、もしくは全く気にせず生活している」状況を目の当たりにすると、埼玉県民の田舎者の私が湘南に抱く微妙なコンプレックスが逆撫でされる気がします。一度是非この辺に住んでみたいですね。大磯は文人が多く居を構えた、ということだし。
平塚の海が見えるデニーズでスパゲティを食べて(このスパゲティいくらなんでも少な過ぎないか…?)、海に降りてみました。それにしても天気がいい。パーカーを脱いで半袖になりました。
上手いこと言い過ぎててなんかムカつきます。思い出は残しちゃ駄目なのか?
134号を鎌倉方面に走っていき、茅ヶ崎を過ぎるともう江ノ島です。小学生が地引き網を引っ張ったり、毛並みの良い犬が波に向かって走っていったりするのをぼんやりと眺めていました。一人旅というのは気を抜くとすぐぼんやりしてしまうものです。ふと横を見ると「新江ノ島水族館入り口」という看板が見えたので、ふらふら入り口まで行ってみましたが、入場料2000円というのを見て入るのを断念しました。せっかくだから売店で何か買おうと思って家族に「江ノ電サブレ」を買いました。
砂に残ったタイヤの跡に私の苦労が認められます。
朝食は食べたような気がしなかったのでだんだんお腹が空いてきました。鎌倉に行ってカレーを食べようと、江ノ電に併走したりしながらちょっとカブを飛ばせばもう鎌倉であります。カレー屋の場所はすぐわかったので裏にカブを停め、店の前に回ってみると、ちょうどお昼時ということでちょっとした行列が出来ていました。修学旅行の小学生も並んでいたので、店に入っても落ち着いて食べることなんて出来ないだろうと思うと急に「別に今食べなくてもいいな…」と思い始めました。じゃあ何しよう…と考えてみると、ふとさっき併走していた江ノ電のことが気になってきました。江ノ電はどこか惹かれるものがありました。他にやることもないし、こんな機会だからちょっと乗ってみようじゃないの、とカブを置きっぱなしにして、鎌倉駅の江ノ電乗り場へと向かいました。
持ち帰ってこそ思い出。
投稿情報: 主宰 | 2008/05/29 11:01
いいですねー 海沿い湘南ツーリング!
写真の様子だと、晴れて気持ち良さそう
天気がいいときに私もいきたいです。
投稿情報: わら | 2008/05/29 22:36
>>主宰
何を上手いことを…w
ほら、海にまつわる切ない思い出とかを砂に埋める/隠すことのメタファーですよ。
>>わら
わらくんは湘南とか鎌倉なんかに詳しいイメージがあります。
投稿情報: yoji | 2008/05/30 01:11