電話を一本入れるとあっという間に工務店のかたがやって来て、私も立ち会ってとりあえず私の希望は余すところなく伝え、フローリングや窓ガラスの材質を選び、見積もりを出してもらいました。あれよあれよと話は進み、その一週間後にはもう私は荷物をまとめ、隣の家に引越しておりました。引越しならここ数年間で二回もやってるから手馴れたものです。とはいえ、数メートルの距離ではありますが、ほぼ全ての荷物を移動させるのは肉体的にかなり堪えました。また全部元通りにするのかと思うと気が重くなりました。
荷物を運び出すと、工務店のかたが再びやってきて作業がはじまりました。カーペットとフローリングカーペットが剥がされ、さらにその下に敷かれている畳もどんどん剥がされていきます。驚いたことに奥の部屋の床下にはなんと掘り炬燵が存在していました。そんなの全然知らなかった。板子一枚下は炬燵、という諺を新たに作りたいです。もう一つ驚くべきものが床下から出てきたのですが…これについてはまた後日触れます。
翌日からは新しいフローリングが貼られていきます。今まで敷居で三つの部屋に分けられていたところが、敷居が取り外されて一つの大きなフロアになっていきます。時間があるときはできる限り作業を見ていたのですが、さすがに職人というのは躊躇いなく作業を進めていくものです。私だったら絶対駄目だな。
最近のコメント