この人たちがいなけりゃパブロックは無かった、ということはウィル・バーチ著「パブロック革命」を読んでいただければ一目瞭然のエッグス・オーバー・イージーです。全然泥臭くならない、かといって西海岸的爽やかさともちょっと違う…これは一体なんだろう?ザ・バンドとも、かといってザ・バーズとも違いますが、そのどちらもついぞ持てなかった絶妙なこじんまりした軽み(安くて美味い!)があり、今年聴いた洋楽ロックの中では今のところベストの作品。パブロック勢のアルバムと比べると曲調もバラエティがあり、名曲も多し。つい何度もリピートしてしまいます。こういう音楽をやってみたいなあ。
エドワード・ホッパーの絵に温かみをもたせたようなジャケットも彼らの音楽を端的に表しておりますね。
[追記] たまに後期ティーンエイジ・ファンクラブみたいに聴こえます。
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