ふと気づいたら2004年からやっていたBLOGが10周年を迎えていました。宇宙の巨大さとその歴史と比べればカスみたいに小さなことではありますが、まあよく続いたと思います。確かに更新の頻度はまだ大学生であった初期に比べればだいぶ落ちてはいますが、特に今まで一度も止めてしまおうと思いませんでした。おそらくはBLOGというものが体質的に合っていたのだと思います。確かBLOGってアメリカの同時多発テロのときに一般の人も使いだしたように記憶していますが、未だにそれほど廃れない息の長いメディアになりましたね。
このBLOGはそれまでやっていた音楽関係のウェブサイトをやめて(そのころはあの悪評高いwindows meのPCで作っていた…w)、2004年になんとなーく開設しました。初めexcite blogを借りて"one year blog"という名前でやっていたのですが、広告が表示されるのが嫌になり途中で有料のtypepadに移りました。このBLOGの最初の方の記事の画像がほとんど観れないのですが、それは移行したときに画像のインポートがうまくいかなかったからです。typepadは広告が出なくて編集しやすいのは気に入っていますが、スマートフォン用のサイトが作れないのは未だに不満ではあります。環境としてはPCを3回ぐらい買い替えてからMac Miniになりました。デザインも細かく修正を加えてきましたが、大筋はほとんど変わっていません。多分これからもこんな感じなんだろうと思います。最初のうちは適当な画像を載せていましたが、後半から一眼レフとかGRとか買ったりしたので、だいぶ画像にこだわるようになってきたのではないかと思います。そして途中から迷惑コメントに悩み(1日に100件以上の迷惑コメントが投稿されることもありました)、コメントをパスワード入れる形にしました。
内容は以前とはだいぶ変わってきたように思います。初期は音楽とリフォームの話、その後カブの話ばっかりになり、最近はもっぱら旅行の話でたまに音楽のことしか書いていません。誰かに面白く読んでもらおうという気持ちも、昔に比べたらほとんど消えてしまったように思います。それでもなぜBLOGをたらたらやっているかと言えば、それはもう「後で自分の役に立つ」ということに尽きるのではないか?と思います、というか最近気がつきました。もはやほとんどそれ以外のモチベーションはありません。
それならばオフラインでメモ帳にでも書いとけ、もしくは日記帳かチラシの裏にでも書いとけ、と思われるかも知れませんが、今まで日記的なものが長く続いた試しが一度も無いんですよね。あまりに自由に書けるとただのメモかぐちゃぐちゃな文章になって、後で自分で読む気もしなくなって、結局止めちゃうことが多かったと思います。字も汚いし。その点BLOGだとネット上に晒されることを考えて一度客観的に公平に物事を考える必要が出てきます。画像とか動画も色々考えて選別したりします。だから、自分で後で読んだときにも読みやすくなっているのではないか?と思うわけです。「読む人がいなくてもこのBLOGは続いていた。しかし読む人がいなかったらこのBLOGは続いていなかった」という、なんか不思議な気持ちです。
結局何が言いたいのかというと、こんなほぼ自分語りのようなBLOGの情報がもし万が一誰かの役に立っていたとしたらそれに勝る喜びはありません、ということです。また今までにこのBLOGを通じ、私に役立つ情報を教えていただいたり修正していただいたりした人たちには心から感謝したいと思います。
だから、おそらくこのBLOGは続いていくんだろうと思います。先のことは、たとえちょっと先であろうと誰にもわかりません。20年後にもしこのBLOGがあったらちょっと面白いなあと思います。その時はこの記事と同じようなことをまた書くんだろうと思います。
10周年おめでとうございます。
お互いよく続いてますよねぇ、ホント。
10周年記念企画、楽しみしてます。
投稿情報: 主宰 | 2014/02/10 00:13
そうですねえ…始めたときにはこんなに続くと思いませんでした(笑)というか、何も考えてなかった…。
10周年企画は特に考えてませんでした…。
投稿情報: yoji | 2014/02/10 12:35