地下鉄で大阪城近くのホテルから天王寺駅へ向かい、そこからJR大和路線で奈良へ向かいました。大阪から奈良へは30分もかからないんですね。このへんの感覚が全くつかめません。
法隆寺駅に到着。なんたって世界遺産のある町なんだから…と駅を出てみたら何も無くてびっくりしました。中学の修学旅行で一度来たはずなのですが、全く覚えていません。
ちょっと迷いましたが、結局十数分歩いて法隆寺に向かいました。奈良の町は埼玉の越谷とか春日部あたりを思い出す風景で、なんとなく親近感を持ちました。
予想はしていましたが、修学旅行生と外人だらけ。
法隆寺五重塔を含む西院が世界遺産に登録されています。こちらなど読んでいただけるとよくわかりますが、中は別に五階建てになっているわけではなく一本の心柱が貫かれており、各階は周りに被さっているだけなので、地震の揺れを吸収できるしくみになっています。その仕組みは東京スカイツリーなどに応用されている…とのこと。
つまり心柱を中心とした吹き抜け構造になっている…ということなのですが、それにしてもこんなものを作り上げた飛鳥時代の人たちは凄いなあと素直に思ってしまいました。再建されたものではありますが、地震の多いこの国で未だに堂々と屹立している姿は美しかった。中学生のときと感じ方は異なりますね。塔のフィギュアが欲しい…と思ってしまいました。
西院を後にして…。
ぼんやりと夢殿を見る。その後玉虫厨子など見たりするが五重塔ほどの感動は特に無し。
お腹が空いたのでほうじ茶ソフトクリームを食べる。美味しかったけど、せっかくだから正岡子規にならって柿味ソフトクリームというのを売るといいのでは?と思いました。結構美味いと思うんですが。
つづく!
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