起きたら部屋の窓から綺麗な朝焼けが見えました。今日のグラスゴーは珍しくいい天気になりそうです。スコットランドは日が暮れるのは遅く夜が明けるのは早いです。GRD4は空が綺麗に写るところが気に入っている。
珍しくホテルの食べ放題のビュッフェを使ってみる。
期待していなかったけど全体的になかなか美味い。でもグレープフルーツジュースとソーセージは後味が結構酷く口に合わなかった。これらは今後スコットランドでは手を付けないようにしよう。
本日は一日じっくり時間をかけてグラスゴーを散策してみようと思います。これはホテルの近くにバス停にて。グラスゴーは建築デザインの街というのを打ち出そうとしています。街の中はランニングを楽しんでいる人が多い。昨日のエディンバラは確かに美しい街なんだけど、やっぱり結局は観光地という感じで、電車でグラスゴーに戻ってきたらちょっと落ち着く感じがありました。この「ちゃんと生活が出来る」地に足がついた感じというのが、ギターポップの聖地に成り得た理由の一つなのかもしれない、などと考える。
てくてくと歩き、街の外れにあるグラスゴー大聖堂にやってきました。残念ながら建物の半分は改装中。
名も知らぬ小さな白い花がいっぱい朝陽の中で揺れていました。
街を歩いているとおもちゃ屋?の前でそれらしい人たちが行列を作っていた。秋葉原とかで見たことのあるような光景。
こちらはショッピングモールみたいな感じ。
グラスゴーの目抜き通りであるブキャナン・ストリートを歩き…。
地下鉄St.Enoch駅へ。グラスゴーはイギリスでロンドン以外に唯一地下鉄が通っている街です。といっても環状線が一本だけなのですが…。ちなみにロンドンの地下鉄はUndergroundと言いましたが、グラスゴーの地下鉄はSubwayと言います。
駅員さんに一日フリーパス券が無いか聞くと3.8£と言われたので、それを一枚購入。自動改札から入ってホームで地下鉄を待っていると「これ!?」とびっくりするぐらい小さな地下鉄が止まりました。オレンジとグレーに塗り分けられたかわいい地下鉄です。感じとしては羽田空港に行くときに乗る東京モノレールぐらいの大きさ。そこにグラスゴーの人たちは身をかがめるように乗り込みます。
グラスゴー大学の近くの駅に到着。バカラックが来るんですね。確かにアノラック系のバンドの中にはバカラックの影響が色濃いものもあります。
しばらく歩くと、とうとうグラスゴー大学に到着。確かに歴史と伝統がある偉大な総合大学なのですが、私にはそれ以上にベル&セバスチャンのメンバーのうち半分がここに通っていたという意味で特別な大学なのです。
土曜日だったので学生はあまりいませんでした。その代わり構内をじっくり見ることができました。申し込めばキャンパスツアーなども行っているようです。
ここが大学のシンボル。ゴシック様式のなんとも壮麗な建物で圧倒されました。東大でいう安田講堂、早稲田でいう大隈講堂みたいな感じかな…。
グラスゴー大学は1451年に設置された文学部から法学部、教育学部から医学部まで擁する総合大学です。レベルもかなり高いそう。
アダム・スミスやジェームズ・ワット、高峰譲吉らを輩出しました。スチュワート・マードックもここを歩いたのかもしれない。
かなりの高台に建っているため、グラスゴーの街を見下ろすことができます。
グラスゴー大学はショップが充実していたので、マグカップやノートやボールペンみたいな細々としたチープなものを買い込み、構内を出ました。
続く。
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