ミュート・ビートとかサイレント・ポエツとかその辺りを全然聴いたことが無かったので最近聴いてみているのですが、この作品は図抜けて素晴らしいな!と思いました。ジャマイカン・ダブから遠く離れた(かといって本質は蔑ろにされているように感じない)日本のダブ。「拙さ」を「シンプルさ」とすり替える、などというコスい真似ではなく、洗練され流麗でありつつも、そのまま流れていかずに何か引っかかる。スティールパンやキーボードやヴァイヴ(それに虫の声)等々上ものは入りつつも、風通しがよく余白を感じるサウンドスケープで、本当に気持ちがいい。ちょっと酔っぱらいながら聴くと最高ですな。
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