台北旅行記・1日目

今年のGWは台北に行ってきました。別に台湾という国にそれほど深い興味があったということではなく、「アジアでマーケットとか市場とか盛り上がっているところを一人でぶらぶらしたいな…」と思っていたのです。沖縄の牧志みたいな、ああいうところが延々と続いているところに行きたいなあと。周囲の評判も結構良い国だったし。あとGWがどこに行くにも高くて、台北ぐらいしか行けなかった、というのもあります。 

前日はいつも通り興奮してなかなか寝付けず、一時間睡眠という感じでした。RIMOWAのスーツケースに荷物を詰め込んで、日暮里からスカイライナーで成田へ。最近体が衰えていて普通の京成線に乗ってられる体力がありません…。

成田の「ロイヤル」でタイ風なんちゃらを食べました。ちなみにこの店で一眼を落とすハプニング発生。しかし無傷。

コンチネンタル航空の飛行機が映ってますが、エバー航空で行きました。FAの人たちはみんな若くて綺麗。より台湾行きが楽しみになりますw 台北桃園国際空港までは三時間ぐらい。

機内食は白米とチキンorポークの煮たやつ、デザート、茹でた野菜、サラダといった感じ。美味しかったですよ。再び台湾への期待が高まる。機内では音楽聴いたりペーパーバックを読んだりしてました。

あっという間に桃園国際空港に着きました。おおすごい！漢字しか見えない！そして暑い！

ここからバスでホテルに行きます。桃園国際空港から台北中心部までは結構距離があるようです（成田と東京みたいな感じでしょうか）。私はいつもランク的に「梅」的なホテルに行くことにしてるので（一人ですから）、ここが一番緊張するところです。今回の印象としては、まあ「梅」だなあと。でもとりあえず日本語は通じるし清潔なので、楽といえば楽です。寝られればいいです。

夜7時ぐらいに着いたので、早速ガイドブックを眺めて目に付いた近所の夜市へと向かいました。街を歩いていると日本語で「お兄さんいい子いるよ～」的なことを話しかけられます。看板もほとんどが漢字なのですが、たまに日本語が目に付きます。セブンイレブンやファミリーマートも多い。なんかパラレルワールドに入り込んでしまったみたいな変な感じです。

ホテルから15分ぐらい歩くと「中山」というMRT（地下鉄）の最寄駅があり、そこを少し過ぎるとにわかに人が増えてきました。感じとしてはほんとに縁日みたいなものを想像してもらえるといいかと思います。ただ毎日やってるので一つ一つの店はかなりしっかりしてますが。おおほんとにやってる！と胸が熱くなります。

手前は玩具屋や雑貨屋が並んでいます。中でも目を引いたのはこれ。エビ釣り屋台です。結構大きい手長エビを皆熱心に釣っている。奥に七輪みたいなものがあって、焼いて食べられるようです。まあ怖くてやりませんでしたが…。

このへんから食事ゾーンに入ってきます。人がいっぱい。台北の人って食事はほとんど外食で済ますそうですね。だから台北のお母さんは11時ぐらいに起きるそうです。ずぼらな女の人は台湾に嫁ぐといいですね。

え～これは、名前忘れました。手前のを食べました。とりあえず身振り手振りでも全然何とかなります。中に肉と野菜が入った「おやき」みたいな食べ物。あんまり美味しくなかった…。

ところで食事ゾーンには野良犬が多くて、食べてると近寄ってくるのでなかなか怖かったです。

次に食べたのがこれ。カキの入ったオムレツ。これが名物らしくて、売ってる店を見つけたので座って注文しました。おじさんは日本語が結構話せて（うちの店は一番だ的なことを言ってました）、なかなか面白かった。見てると目の前の鉄板でカキを炒めて、そこに野菜を入れて、片栗粉が入った卵をちゃちゃっと混ぜて広げて、両面焼いてからチリソースをかけて出してくれます。これが素朴に美味い！これで120円ぐらいでしょうか。

とりあえず台北の屋台でこんなのを黙々と食べながら道行く人の様子を見ていると、ふつふつと幸せだなあ…という思いが沸き上がってきました。やっと「台北に来た」という気がしてきました。

名物の臭豆腐。マジで臭い。

おでんは結構どこでも売ってます。「関東煮」とかいう名前になってます。

サラダの屋台も結構見かけます。勝手に取っていいらしいです。

 

とりあえずお腹はいっぱいになったので、ぶらぶらと散策してからホテルに戻って、明日に備えてぐっすり眠りました。