肯定しようと否定しようとどっちにしろ彼らの思うツボだから、ってわけじゃないんですが、一目見たときからすっかり気に入ってしまいました。古典的なロックンロールのフォーマットを忠実になぞりながらも、同時代の音楽を一挙に陳腐なものにしちゃいましたねえ。「銀杏BOYZ」すら甘っちょろく思えるし、考えてみたらそもそも「ナンバガ」とか私は全然好きじゃなかったのかなとすら思ってしまいましたw 私はここ10年ぐらいの邦楽シーンをほとんど無視してたようなもんなんですが、最近は相対性理論といい神聖かまってちゃんといいびしびし突き刺さってきます。願わくばヴォーカルのの子さんが壊れないように…。
神聖かまってちゃんの動画観てたらニルヴァーナが聴きたくなってCD聴いてたんですが、カートもの子さんもシャウトのノイズの中にちょっとした甘さがありますよね。90パーセントのノイズと10パーセントの甘さみたいなのがあると、人は麻薬的にハマっちゃうんでしょうか。マイブラが音像全体の中で目指していたものを声だけで無意識に体現できているのかもしれません。
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