思えば私が沖縄に興味を持ち始めたのは嘉手苅林昌の音楽を聴いてからだったかもしれません。そして沖縄から帰ってきてからよりいっそう嘉手苅さんの音楽が素晴らしいと思えるようになりました。ボサノヴァの創造者の一人ジョアン・ジルベルトの「声とギター」ってアルバムを聴いてても思うんですが、こういった真の創造者の音楽って余計な装飾をいくら剥がしていっても良さは薄まったりしないし、むしろどんどん純度が増していきます。熱源そのものに触れてしまうようなヤバさがあると思います。「琉球情歌行」ってアルバムが素晴らしいです。
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