沖縄にある世界遺産は正式には「琉球王国のグスク及び関連遺産群」と言いまして、この首里城跡のような四つの「城(グスク)」と五つの城以外の「関連遺産群」に分かれます。首里城の近くにある世界遺産は四つ。これらを順に見ていきました。まずは園比屋武御嶽石門(そのひやんうたきいしもん)から…。こちらは琉球国王が前を通る際に必ず祈りを捧げた門とのこと。守礼門を入って、首里城に向かうまでの間にあります。
こちらが守礼門。四つの文字は「礼節を重んじる国」との意。
幾つかの門をくぐります。薄いグレーのシンプルな石垣と朱色の門の対比がとても美しい。これは歓会門。
これは瑞泉門。「ケツメイシ」のアルバムのジャケットは全部この前で撮ってますよね。私は彼らのファンなので記念撮影してもらおうかと思いましたが、やめました。
漏刻門。
沖縄のグスクはどこも見晴らしがいい。
そして正殿へ。ここからが有料ゾーンです。さすがに迫力がある。この正殿の前の中庭は御庭(うなー)と呼ばれ、様々な行事が行われたそう。紅白に塗り分けられているのは、整列するのに便利だからだそうです。左側は修復作業中でした。
正殿の中です。これが国王が座った御差床(うさすか)。
御庭で行事をやってるところのミニチュアがあり、じいいいっとみてしまいました。
レストランでコーヒーを飲んでちょっと休憩した後で、近くの世界遺産「玉陵(たまうどぅん)」へ…。こちらは簡単に言ってしまえば琉球国王(第二尚氏)たちのお墓です。
自然の岩をくりぬいて作ったとのこと。人がまばらで、静かな場所ですが引きずり込まれそうな力がある。首里城よりも気に入ったかも。
シーサーが乗っています。
玉陵を出た後は首里金城町石畳道というところに行ってみました。名前の通り石畳の道が続いています。階段も混じり、アップダウンはかなりのもの。足腰が悲鳴をあげています。
こんなシーサーじゃ家守れませんね。
そろそろ暗くなってきたし、疲れもたまっているので、夕食をとって帰る事に。一度行ってみたかった沖縄限定のハンバーガーショップ「A&W」に行きました。
カーリーフライとモッツァバーガーとコーラ。カーリーフライ、美味い!おかわり自由の「ルートビア」が飲んでみたかったけど、勇気が出ず。
ホテルに帰るとスーツケースは部屋に運んでくれてました。部屋はまあ、ビジネスホテルだなあって感じなんですけど、最低限のものは揃ってるし清潔で、グアムのホテルより全然マシです。なんとなく杉並時代住んでいた家を思い出しました。2日目は早起きしてツーリングに行く予定なので、遠くに暴走族の音を聞きながら(沖縄では毎日暴走族が走っていました)、ベッドに入ると一瞬で眠りに落ちました。
最近のコメント