2004年のトラ(ッシュ・)キャン(・シナトラズ)復活作。トラキャンといえば何はなくとも"CAKE"ですが、最近これをよく聴いてます。アルバム通して考えると"CAKE"よりも完成度高いかもしれません。よたったりしない(ライブではそうでもないらしいですが)リズム隊とキラキラした音像が持ち味の彼らですが、8年ぶりのこの作品でも煌きは健在。"CAKE"がただの若さの産物ではなかったことがわかると同時に、音楽と年齢の関係についても深く考えさせられてしまいます。大人の自然なキラキラ感があります。ハイライトはM3"All The Dark Horses"でしょうか。コーラスにTFCのノーマン・ブレイクが参加。風にはためく洗濯物があしらわれたジャケットも美しい。老けこみたくない大人のために。
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