(↓5月の画像です)
暖かくなってきたので再び冒険の季節がやってきました。今年のGWは単独で京都でも…と思ってたんですが、天候が思わしくなかったので諦めて、いつものCUB21メンと日帰りで草津に行くことになりました。草津もずっと気になるところではあったんです。
午前7:00に西巣鴨に着き「エスカップ」を飲みつつ待っているとオレンジ上司が到着。給油して無線を装着し一路R17を「草食系の」小早川さんが住む熊谷を目指します。わかってはいたことですが天気は曇りで、雨が降るまでどれだけ持つのかというのが今日のポイントになりそうです。
熊谷で小早川さんと合流して群馬に向かっていきます。埼玉最北の上里町のショッピングモール内の「ウェルシア」で例によって例のごとく景気づけに「マージョン(タウリン3000mg…ちなみに今変換すると『多雨林』と出た)」を摂取して、高崎→前橋と通過。次第に山がちな地形となっていきます。曇っているのが残念ではありますが、山は今まさに新緑の季節ということで、目に鮮やかです。
途中上司が右手の山の上に巨大な観音様を見つけたので寄ってみることに。こちらは正式には慈眼院というお寺の白衣大観音という観音様でありました。近くに寄ってみるとさすがに大きく圧倒されます。穴が開いていますが、ちゃんと展望台になっています。ここでおじさんおばさんの一行に声をかけられます。観光地だとカブちゃんはお歳を召された方々に結構人気です(この後も二回ほど声をかけられました)。
山の上の観音様から再びR17に戻り、R15という道に入るとすぐうどん屋がやけに立ち並んでいる区域に入りました。右も左もうどん屋だらけです。ここは水沢というところで、手打ちうどんが有名であるそうなので、そのうちの一軒「山源」さんに入り昼食をとりました。綺麗なうどんで、ゴマだれとよく絡んで美味しかった。
R33に入り、伊香保温泉を通って榛名湖を目指しました。こちらはカルデラ湖ということで、確かに周囲を外輪山に囲まれています。旧カブ二台が給油しているのをぼーっと待っていると馬車が何台も通りがかりました。
R145に入り、吾妻川とJR吾妻線に挟まれる形で草津を目指していきます。うどんを食べると急激に眠くなってきて口数も少なくなってきました。
すぐに草津に行くと時間が余るので、まず「日本国道最高地点」に認定されている渋峠に向かうことにしました。R292という峠道に入るとだんだんと下界とは道が大きく異なる様相を呈してきます。硫黄臭い湯気が立ち上り「危険ですのでここで駐停車しないでください」との表示が出ています。さらに先に向かうとなんと雪がちらほらと見え始め、道路上を川のように雪解け水が流れ落ちていてめちゃくちゃ危ない。霧も相当濃くて、何も見えません。さらに先に進むと五月なのに一面雪景色になってきました。中にはスノーボードをしている人もいます。気温は10℃を下回っている。ヘルメットの中で何度も「信じられないな・・・」とつぶやいておりました。
さらに峠を進むと何台か車が停まっている地点があり、ここが日本国道最高地点の渋峠でした。標高は驚きの2172m!言うまでもありませんが他に全くカブは見当たりません。しかもそのうち一台は白ナンバーというw
ちなみに↑が道路の反対側の光景。積雪の高さは4~5mぐらいはありそうです。こんな光景学校の教科書でしか見たことありません。今回はもうこの時点で私は色々とお腹いっぱいでした。
寒さに身体を震わせながら国道日本最高地点を堪能した我々は、下山し草津を目指しました。
最近のコメント