「原色・人体解剖図鑑」のガチャガチャにもそうとう魅かれるものがありますが、私がさらに気になってるのは、とある小学生が教えてくれた「原色・淡水魚図鑑」のガチャガチャであります。これを書くのは初めてだと思いますが、実は私は昔ちょっとした日本の淡水魚マニアだったのであります。田口哲著「日本の魚(淡水編)」というのを親に買ってもらって、それを私は飽きることなく毎日毎日ベッドの中に持ち込んで眺めておりました。著者の田口氏は確か水中カメラマンでもあり、普通の図鑑とは違い、生き生きとして躍動的な水中写真がどおーんと1ページに1枚使われておりまして、それらは幼少期の私を夢中にさせるには十分魅惑的でありました。また見たいなあれ。実家にあるかな…。
休みの日にデパートなんかに連れて行ってもらうととにもかくにも私はペットショップに行きたくてしょうがないのです。勿論パグ犬や手乗り文鳥なんか見るのではない…淡水魚のコーナーを見るわけです。私の記憶では銀座の「松屋」と池袋の「西武」が当時は日本の淡水魚の品揃えが良かった覚えがあります。どういうわけか私は金魚とか熱帯魚にはそれほど興味を示しませんでした。もっと土着的、かつドメスティックな淡水魚を好みました。例えば私は今だに「ブラックバス」と聞いてもふーん…という感じなんですが、「イワナ」と聞くとちょっとぞくぞくっとくるものがあります。そういう違いです。
特に私はサケ・マス科の淡水魚に強く魅了されました。それも海に出て回遊するタイプではなく、上流~湖の間にとどまるようなタイプのものです。例えば川に放流された虹鱒が湖にたどり着くと、そこで1m級に育つ…なんていう記述を見ると心がかきむしられたものです。さらにレイクトラウトやイトウやアメマスのなんという魚体の美しさ…!だから私は今でもサケ・マス科の魚の絵だけは上手なのです。
サケ・マス科の魚以外でも、やはり日本原産の魚に魅かれるものがありました。例えば「アカメ」だとか「オヤニラミ」だとか「ヨシノボリ」だとか…。読んでる人はさっぱりどんな魚か想像できないでしょうが、まあそんな魚がいるんです。
と、いうわけで「原色・淡水魚図鑑」のガチャガチャを大人買いしたいなあと思っている今日この頃であります。あと面影橋号で綺麗な湖にルアー釣りに行く、というのも私の抱えている(たいしたことない)夢の一つです。
[追記] 写真はヨシノボリ。かなり好き。
yojiくんガチで釣り師のかっこうしたら
まんま「遊園地くじら」のコントやりそうないきおいがあるよね。
気分を害されたら失礼
投稿情報: wara | 2007/07/14 09:35
ググってみましたがいまいち「幼稚園くじら」が何なのかわかりませんでした。
投稿情報: yoji | 2007/07/14 19:52